No.520
アンユージュアルサスペクツ
Unusual Suspects
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プレイ人数:3 - 18人
プレイ時間:約30分
プレイ時間:約30分
ルール難易度 普通、特に難しい点は無い
日本語化 必要
12人の容疑者の中から犯人を当てるゲームです。 ミステリウムと大体似たような形式の協力ゲームで、1人が親プレイヤーになって犯人を示すカードを秘密裏に受け取ります。 その他のプレイヤーは、親プレイヤーから出されるヒントを頼りに犯人を当てられれば勝利です。 容疑者カードは3×4に並べます。 親プレイヤーだけが見ることのできる正解(犯人)を示すカード。 親以外のプレイヤーは手番が来たら、質問カードを1枚めくります。 親プレイヤーは、犯人が質問カードの内容に当てはまっているかどうか、犯人の見た目と自分の感性で判断します。 で、当てはまっていると思えば緑のチェックカードを、当てはまってないと思えば、赤の×カードを黙って出します。 「彼・彼女は、銃を持っていますか?」という質問に対して×が出されたので 銃を持ってそうな感じがする人は犯人じゃない、ということになりますが・・ そこは、親プレイヤーの感性も加味して考えますw ということで、銃を持ってそうな雰囲気の人のカードを裏返して容疑者から除外していきます。 質問カードをめくっては、容疑者から外していくというのを繰り返していきます。 もちろん犯人のカードを裏返してしまったら負けです。
Mori, Paolo |
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プレイ記
今回の容疑者リスト なんかどいつもこいつも犯人に見えるw 1枚目の質問カード 犯人は小説を読む感じがするらしい・ 犯人リストをよく見てみる。 なーんか、小説なんか読まなさそうな顔ぶれだよな ガンガン裏返しまくる。 6枚もひっくり返したけど、「セーフ」 次、 あまり挨拶はしない感じらしい。 あのおばさんとかおじさんは、比較的挨拶する感じがするかな? そんなこんなでここまで来た。2択だ。 スポーツイベントに参加ねぇ、、親プレイヤーが出したのは緑のチェックカード。 犯人はスポーツする感じらしい。 「いや分からないですよ、スポーツイベントだから観戦が好きとかかも」 「なるほど」 しかしなぁ、、こいつそんなにスポーツ好きそうじゃないよなぁ・・・ 結果 見事犯人を当てられました!
評価・・・
※評価の基準についてはこちら
協力ゲームであるところや親プレイヤーの役割などがミステリウムと少し似てる。 ただ、親プレイヤーはミステリウムみたいに1人ずつカードの組み合わせを考えたりするわけではなく、質問カードを1枚めくってYESかNOかで答えるだけなので、だいぶシンプルになっててテンポ良く進行する。 このシンプルさをどう捉えるかなのかなぁ。 遊びやすいし、一定の面白さもあるし。 ただし、ミステリウムみたいな独自性はあまり感じられない。 親プレイヤーから提供される情報が、シンプルすぎる故に発想の幅の広がりが抑制されてしまって窮屈さを感じたのかもしれない。 多分ここがこのタイプのゲームの一番難しいところで、例えば単に自由に質問内容をプレイヤーが考えられるようにしてしまうと、質問内容についていろいろ制限を設けないとシステムとして成立しない。 それで、この質問はセーフなのか?とか気にしながらプレイするのが、これまた窮屈だったりする。 本作のように、あらかじめ質問内容を用意してしまえばそういう問題は起きなくなるけれど、うーん・・・ でも、ルール上OKなのかどうか気にしながらプレイするよりは、こっちの方が気が楽で遊びやすいかな。 プレイヤーの発想の自由をある程度確保しつつ、でもシステムとしては破綻しないようにうまく収束させることができたら良いんだろうけどな・・ やっぱりディクシットやバルバロッサは良くできてると思う。もちろん欠点が全く無いわけじゃ無いけど。 2016/09/25JohnnyBet ツイート