No.496
ミステリウム
Mysterium
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プレイ人数:2 - 7人
プレイ時間:約50分
プレイ時間:約50分
ルール難易度 普通、特に難しい点は無い
日本語化 不要
このゲーム、コンポーネントがいろいろあるのだけれどとりあえずボードとカード類。カード類は大きく分けてバックが青とグレーの2種類があって、さらに3種類のマークが描かれています。 青のカードにもグレーのカードにも同じマークが描かれています。
左から、容疑者、犯行現場、凶器カードとなっています。 つまり、このゲームは殺人事件の推理がテーマです。 青いカードは殺人事件の被害者となった幽霊役のプレイヤ−1人が使用します。 それ以外の全プレイヤーは、物言わぬ幽霊の意図を読み取って真実を明らかにすることに挑戦する霊能者になります。 このゲームは、協力ゲームで真犯人を明らかにすることができたら全員がゲームに勝利します。 もちろん、真実に辿り着けなかったら全員負けです。 グレーのカードは霊能者プレイヤーが使用します。 カードをめくってみると、幽霊用と霊能者用のカードには両方とも同じ絵柄が描かれています。
容疑者、犯行現場、凶器、それぞれのカード山からプレイ人数に応じた枚数のカードを引きます。
余ったカードは今回のゲームでは使用しません。 カードの背には番号が振ってあって、幽霊用と霊能者用それぞれ同じ番号のカードを使います。
細かいことはとりあえず置いておいて、 幽霊が持っているカードが正解カードです。 霊能者プレイヤーは、幽霊が伝えようとしているる正解カードがどれなのかを考えます。 本番のゲームでは、幽霊用のカード正解カードは幽霊プレイヤーしか確認できません。 もちろん、不正解カードもたくさん並べられます。
当たり前ですが幽霊はしゃべれません。 ここ重要w 幽霊はしゃべれないので、代わりに「幻視カード」というヒントカードを使って霊能者を正解に導こうとします。
正解のカードと似たような雰囲気のカードを示すことによってのみ、幽霊は霊能者に意思を伝えることができます。
そういう感じのゲーム。 さて、このゲームではボードはこのように立てて使います。
内側はカードホルダーになっていて、最初にプレイ人数応じて選んだ幽霊用の正解カードを入れておきます。 つまり、このボードは幽霊役のプレイヤーが使用します。 上段に容疑者、中段に犯行現場、下段に凶器カードを入れます。
縦方向に見ると、紫、黄色、青などのラインが描かれていて、これが霊能者のプレイヤーカラーを表します。 つまり、霊能者ごとに正解カードが異なります。 霊能者プレイヤーごとに異なる正解カードを、幽霊役のプレイヤーは幻視カードだけを使ってうまく伝えることを目指します。
初期セットアップでこんな感じで霊能者用のカード類を並べます。
最初に容疑者カードを選び、正解したら犯行現場、最後に凶器を、という順番で特定していきます。 まずは容疑者カードです。各自、自分の直感トークンを正解だと思うカードの上に置いていきます。
もちろん、選ぶ前に幽霊役から正解に導くための幻視カードが示されています。
幽霊役のプレイヤーは幻視カードを霊能者に渡したら
そのプレイヤーのタイルをボードにくっつけるように動かして、幻視カードを配布済みであることをマークします。
霊能者同士は話し合いができます。あれこれ話し合いながら砂時計が落ち切る前に正解だと思うカードの上に直感トークンを置きます。
1枚のカードの上に複数の直感トークンが置かれても構いません。
少なくともどっちかは必ずハズレになってしまいますが・・・ 霊能者は他の霊能者の直感トークンが正解かどうかを予想する洞察力トークンを置くことができます。
洞察力トークンは全く置かなくてもいいし、いっぺんに2個以上使ってもOKです。 自分の直感トークンに対しては置けません。 砂時計が落ちきったら、幽霊プレイヤーは置かれた直感トークンが「正解かどうかだけ」を示します。
正解だった場合は、そのカードを取って霊能者プレイヤーごとに持つスリーブの中に入れます。
正解したプレイヤーは、次の犯行現場カードのステージに進みます。
この時、正解プレイヤーに示された幻視カードは捨て札にしますが、不正解のプレイヤーに配られた幻視カードは回収しません。 それで、他のプレイヤーの直感が合っているかを予想した「洞察力トークン」ですが 予想が的中したプレイヤーは、このトークンを1つ右に進めます。
これで1ラウンド そんな感じで進めていき、容疑者、犯行現場、凶器3枚の正解カードを選べた霊能者の直感トークンはこのボードに置かれます。
そのプレイヤーの、正解カード3枚はスリーブに入れられているはずです。
使用された洞察力トークンは正解かどうかに関わらず、時計の下に集められます。 集められたトークンは使用できなくなりますが、4ラウンドの開始前に回収できます。
7ラウンド終了までの間に全霊能者プレイヤーが3枚の正解カードを選べている場合のみ、第2ステージに進みます。
■犯人の特定 全霊能者プレイヤーはそれぞれスリーブに入れた3枚のカードをテーブル上に並べます。
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各3枚ずつのカードセットごとに番号が振られます。
幽霊役のプレイヤーは、正解とするカードセットの番号トークンを秘密裏に1つ選んで
伏せておきます。
幽霊役のプレイヤーは、正解のカードセットを示す幻視カード3枚を選びます。
つまり、このステージでは、3枚セットの正解に対して3枚の幻視カードを示します。 どのカードがどのカードを示しているのかとか、そういうのをしゃべることは一切できません。 でも、犯人を選ぶ投票にあたって、霊能者は無条件で3枚のカードを見られるわけではありません。
洞察力トークンでたくさん正解しているプレイヤーは、たくさんのカードを見てから投票ができます。 正解が6個以下のプレイヤーは ※プレイ人数によって変化します 1枚目のカードだけで、投票しなければなりません。
洞察力トークンで7以上、10以上正解していた霊能者プレイヤーは、2枚目、3枚目を見てから投票できます。
投票には、洞察力トークンの裏側に同様の数字が書かれているのでこれを使います。
投票の際は、正解だと思う番号の洞察力トークンを自分のカードスリーブに入れます。 最多票の番号が正解だった場合は、全員勝利です。 最多タイだった場合は、洞察力トークンでより上位のプレイヤーの選択している番号が優先されます。
Nevskiy, Oleksandr |
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Sidorenko, Oleg |
プレイ記
イズナさん、usalapbitさん、タケイさん、ツエツキさん、たっくんの5人プレイ「誰か幽霊やりたい人います?」 タケイさん「じゃあやりますよー」 というわけでタケイさんが幽霊役 まずは容疑者の特定から
usalapbitさんの幻視カードは、なんだあれ?何を意味しているのかさっぱり・・・ usalapbitさん「え?皿??」 usalapbitさん「わかんないなー・・」 思ったより難しい感じだぞ、これ。 ツエツキさんに示された幻視カード
うーん、クマっぽいw ツエツキさん「これは、どっちかというと男性のイメージですよね」 確かに、ごっついクマっぽいイメージで、少し暗くて重たい雰囲気は女性っぽくはない 自分とこに来た2枚
「斧が見えますね」 usalapbitさん「武器ってことじゃないですか?」 あーなるほど、てことは剣の絵が描いてある真ん中のツルツル親父ってことか イズナさんとこに来た幻視は、なんか金ピカだw
結局こうなった
俺のトークンには支持が3枚、やっぱ剣と斧のイメージは比較的近いからこれは合ってそうだよな 見事正解!
そして、当初さっぱりわけが分からなかったあのお皿は右下の女性で何と正解!
先のステージに進んだけど、洞察力トークンはあまり当たらなかった 第2ラウンド、俺のとこに来た幻視
何だこれ、描いてあるものよりもエメラルドグリーン的な雰囲気の方が印象深い となると、一番近そうなのはあれかな?
なんか今回も合ってそうな気がするw
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しかし、なんかバツトークンがたくさん置かれる
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第3ステージに進んでるのは2人、俺も早く正解しないと
幽霊タケイさんは、赤いカードを追加してきた
じゃあ、もうこれしかないよな
幽霊「赤、正解」 よっしゃあ 幽霊「凶器、、これ無理ゲー」 「幽霊はしゃべらないでー」w とりあえず、全員凶器のステージまで来た
usalapbitさんの幻視
ロープ・・ですかね? 俺の幻視
なにこれ、分かんねー^^; 「叩くって感じじゃないですか?」 うーん 何で大砲なんだろ 叩く、大砲、、 なんとなく分かった
大砲の弾って鉄球のイメージかなー、で幻視の2枚は両方とも金属っぽいから 鉄アレイ? 幽霊「赤、正解」
第6ラウンドで全員凶器まで正解して、いよいよ犯人当て
洞察力トークン、7ポイントまで届かなかった それぞれのカードセットを場に並べる
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そして、示された幻視カード
俺は2枚目(左と真ん中のカード)が示された時点で投票済み どうも、あの赤い模様はおばちゃんのカードに描かれてる赤い毛糸玉みたいに見えたので、usalapbitさんのセットに投票
他の人は、3枚目を見てから投票
いよいよ開票
正解は3番、見事正解!!! 幽霊は安らかな眠りにつきました。 めでたしめでたしw 幽霊「なんか、みんな勝手なことばっかり言ってんなって思ってましたよ」
面白い! デザイナーは違うけど、ディクシットの進化系という感じ。 ディクシットよりルールが複雑になってる分、プレイアビリティは落ちるけれど、より面白くなってる点も多いと思う。 まず、ゲームの最初から最後まで1本のストーリーになっているという点。 ディクシットの場合は、基本的に同じことの繰り返しであまり終わりを意識することもなく正直なところ、点数付けなくたって十分楽しめる。 1ラウンドごとに完結する短編小説のようにも思える。 それに対して、この作品の場合は明確にクライマックスとなる部分があり、ゲーム全体を通してメリハリがある。 それでいて、プレイ時間そのものはディクシットとさほど変わらないレベルというのも良い。 イメージで別のイメージを表現するというシステムも面白い。 ディクシットやコンセプトなどは言葉や文字を使う部分があったけど、このゲームの場合は特に幽霊役なら言葉や文化の違いを超えて一緒に楽しめるコミュニケーション系ゲームと言えるかもしれない。 なんかもう色々と新しい感覚が目白押しで楽しかった。 ただ、協力ゲームという性質上ディクシットと違ってプレイヤーのさじ加減で問題の難易度が決まるようなものではないため ディクシットよりもカードのバリエーションが命とも言える。とくに幻視カード。 まあ、84枚もあるので、とりあえず何回か遊ぶ分には全然大丈夫だと思うけど。 簡単モードと普通モードで計2回やってみたのだけれど、難易度にそれほどの差は感じなかった(幽霊の人がどう思ってたかは分からないけどw) ゲーム慣れしてるメンツなら、イキナリ上級モードってのも、あながちナシじゃないかなって思ったくらい。 確かにディクシットより難しい感じではありますけどw と言うより、ディクシットは確かに面白いんだけど、ちょっと軽すぎて物足りなくなってきた人にピッタリかも。 このゲームは明らかに当たりですね、面白いです。 2015/10/28JohnnyBet ツイート