No.57
ディクシット
Dixit
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プレイ人数:3 - 6人
プレイ時間:約45分
プレイ時間:約45分
ルール難易度 簡単
日本語化 不要
ちょっと不思議な感じのゲーム。 想像力を駆使して得点を競います。 84枚のいろいろな絵柄が描かれたカードを使います。1枚1枚すべて違う絵になっている。凝ってるなぁ。。 手札として6枚ずつ配られ、手番のプレイヤーは 他人に見られないように1枚を選択して、その絵柄を想像させるようなお話をします。 で、あとで手番以外のプレイヤーは、手番プレイヤーが選択した絵のカードを 当てるというもの。 このとき、全員に当てられても全員がハズレでも手番プレイヤーは得点をもらえない というのがポイントになっている。 つまり、話が簡単すぎても難しすぎてもダメということ。 当てた人とハズレた人、両方がいて初めて手番プレイヤーは得点できます。 例えば、このカードを選択してみる。
で、このカードに関係しそうな話を考える。 とは言っても、長々とした話をする必要はなくて 一言でもいい。擬音語とかもアリ。 たとえば「そりゃっ!」とか^^; 難しかったら、そんなんでいい。 で他の人はその話を聞いたら、自分の手札の中から その話に一番近そうなカードを他のプレイヤーに見せないように手番プレイヤーに渡します。 これがみんなから渡されたカード。
これをシャッフルして自分の前に並べます。
他のプレイヤーは並べられたカードを見て 手番プレイヤーが選んだと思うカードに投票します。
全員が当てた、もしくは 全員がハズした場合 |
手番プレイヤー:0点 それ以外の全員:2点 |
上記以外の場合 | 手番プレイヤーと当てたプレイヤー:3点 それ以外のプレイヤー:0点 |
手番以外のプレイヤーで 自分が出したカードへの投票があった場合 |
投票1つにつき1点 |
Jean Louis Roubira |
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プレイ記
相棒、Greenちゃんと3人プレイ。 俺:白、相棒:ピンク、Greenちゃん:緑手札は7枚、手番プレイヤーに渡すカードは2枚にするバリアントを適用してみました。 Greenちゃんの手番 Greenちゃん「じゃあ、ひとりぼっちって感じで」 ひとりぼっちかぁ・・
俺が出したのは3と4。特に、4はいい感じでひとりぼっちだ^^ さあ投票。せ~ので 俺「2」 相棒「4」 Greenちゃん「あ~、ダメかぁ。正解は5でした~」 Greenちゃん「この白いのがなんか、ひとりぼっちって感じで」 俺「そっちか~」 2は相棒が出したカードでした。 相棒「ひっかかるんじゃないかと思ったんだよね~」 次、俺の手番。カードはこれにしよう。
俺「ぽたぽたぽた、ぷかーって感じで」 んで、渡されたカードをシャッフルして並べる・・
うわ、モロバレって感じだ^^; 相棒&Greenちゃん「5でしょ」 やっぱりね・・ ちょっとバレバレ過ぎたな、失敗。 相棒(ピンク)が一歩リード
相棒の手番。 相棒「ごめんね、かな」
うわ、分かりやす過ぎ(笑 絶対4だ^^; 俺が出したのは2と5。 2は、かたつむりが向かい合ってごめんねって感じ 5は、2人でなんかこう投身自殺してる最中でお互いにごめんねーーって感じで。 結果は、俺正解^^3点ゲット Greenちゃん「脱出」
脱出ねぇ・・・ やっぱ3かな、一番それっぽいよね。 2のてんとう虫のやつは俺が出したカード。 けっこうそれらしい感じがでてるかなー。 俺&相棒「3だね」 Greenちゃん「当たり~、、簡単すぎたかなぁ」 俺の手番、カードはこれにする。
俺「ん~、怖い感じ、、かな」 ちょっとストレート過ぎたかな?
なかなか分かりにくい、いいラインナップになったぞ^^ Greenちゃん「1」 相棒「5」 よっしゃ! 俺「Greenちゃん正解!」 相棒「迷ったんだよね~、1はあまりにもストレート過ぎるからさぁ・・」 勝利^^
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これは面白い!今までに無い感じの面白さ。 話を考えるのも面白いし、選ぶのも楽しい。 予想があたってたかどうかはドキドキする。 ルールも簡単そのものだし、初心者向きと言える。 プレイ感も軽く、時間もそれほどかからない3~40分ってところかな。 良くできているのは、手番プレイヤーが話した内容に近いカードを 他のプレイヤーから集めるという点。 自分のカードに投票されればボーナスがもらえるので 割と真剣に話に合ったカードを選ぶようになる。 このシステムによって、それほど話の内容を考え込まなくても 自然と悩ましい問題になりやすい。 非常に初心者にやさしいつくりだ。 カードの絵柄のバラエティ豊かさがある意味このゲームの命とも言えるので かなりカードがでかめなのだが、これはこれでいいんじゃないだろうか。 絵の内容も非常に凝っていて力の入りようを感じる。 人それぞれの発想を楽しむことができ 「あーそんな風に見えるんだ」と思うこともしばしば。 それもまた楽しいし、自分の考えたお題(話)にみんながどんなカードを 出してくるのか見るのも面白い。 84枚という枚数はちょっと多すぎるんじゃないかと最初は思ってたが 全然足りないくらいだ。 ルール上では山札が無くなったら終わりなのだが、延長戦をやろう!と リクエストが出て、使ったカードをもう1回シャッフルして続けてました。 こういうゲームは他人の感性に触れることができるし 逆に自分の感性を表現する場にもなり得る。 なんというか、発想を楽しむシステムを作った発想がすごい。 素晴らしいゲーム、大賞作にふさわしいと思う。 今回は3人プレイだったが、是非4人、5人でもやってみたい。JohnnyBet ツイート