No.571
クイビット!
Quibbit!
|
|
プレイ人数:2 - 4人
プレイ時間:約15分
プレイ時間:約15分
ルール難易度 ルールは簡単!
日本語化 不要
カエルたちのレースゲームです。スイレンの葉の上を進みます。 先頭のカエルには王冠を載せます。 1〜5までのカードを手札として持って1枚選びます。出したカードに書かれてる数だけカエルを進めます。 カードを1枚選んで伏せて出して、一斉にオープンします。 ■カエルの動かし方 1. 他のカエルが居るマスは飛ばす(数えない) 2. 出されたカードのうち小さい数字のカエルを先に動かす 3. 数字が同じ場合は順位が後ろのカエルを先に動かす ■ペナルティ 全てのカエルを動かし終わった後、カエルと同じ色のスイレンの葉の上に居ない場合はペナルティ(後述)があります。 花のタイルはどの色のカエルが止まってもセーフ(ペナルティなし)。 出されたカードは、赤3、黄3、緑1、青1なので、赤や黄よりも緑と青を先に動かします。 緑と青を比べると青の順位が後ろなので緑よりも青が先です。 他のカエルが居るマスは飛ばすので 次に緑(1)を動かします。 黄と赤は両方とも3ですが、赤よりも黄が後ろなので黄が先です。 最後に赤3 赤以外のカエルは同じ色の葉っぱの上に居るので、ペナルティなし。 赤は今使ったカードを捨てなければなりません。 捨てたカードは伏せておきます。 水のタイルに止まってしまったら、カエルの色に関係なくペナルティです。 こんな感じで、カードを1枚選んで一斉にオープン→カエルを動かす というのを繰り返します。 手持ちのカード5枚全部無くなったら脱落(負け)です。 ■ゲームの勝敗 ・生き残っているカエルが1匹だけになったらそのカエルの勝利 ・先頭の(王冠を載せられている)カエルが最後尾のカエルを追い抜いたら(周回遅れ)その瞬間そのカエルの勝利
Dennis Kirps |
---|
Burkhardt, Günter |
プレイ記
4人プレイ。 青カエルなんだけど、どうしようかな。 緑と黄色は、青カエルの2マス、3マス前の自分の色のとこに行きたいはずだよなぁ。 そうすると、3あたり出しとけば青の葉っぱの上に行けるかなぁ。 1個ずれても花の上に行ける? うーー、わかんね。 オープン!あれ、みんなけっこう数字がでかい。 緑2は、まあ予想の範囲内。 次に動くのは、、青? 「えーーーー・・・」 緑以外全員ペナルティ 3が無くなってしまった。 さて、どうしよう。 花タイルはみんな狙ってくるよな・・全員が1だとすると花の上に行けるのは一番後ろの緑カエルだけど。 意外とみんな1は出さないんじゃないか? と思えてきた。 オープン! 青1、黄1はセーフ。 赤ペナルティ。 セーフなマスが多いので、ここはなんとか安全を確保しつつ先頭から離されないように大きい数字を出したい。 オープン! まあ、緑は絶対安パイの1ですよね。 2出しとけば良かったのか。。 残り3枚。 ここ、次の安全タイルまで遠いんだよなぁ。 どうなるか分からないけど5出しとくか。 う、全員5。 無事、花の上に着地! こうなった。 選べるカードは増えないけど、今回は比較的読みやすい。 オープン!ま、そうですよね。 黄色は今回、花の上に行きたいはずなので、青(自分)が2で来ることを予想して2を出しますよね。 現在トップは黄カエル! 今回は1を出しとけば、安全に3マス進める。 しかし、その次が厳しいんだよなぁ。 1しかカードが残っていなかった赤がここで脱落。 これはもう5を出すしかない! ここも5かなー ここで黄カエルが脱落。 でも、こちらも1と5しか残ってないので2手先に脱落確定してるんだけどね。 とりあえず1から。 と思ったら次の手番で緑もここで同時に脱落。 この場合は王冠載ってる方のカエル優先。 なんとか勝利!
評価・・・
※評価の基準についてはこちら
ピラニアペドロ とか コルトエクスプレス を極限までシンプルにした感じのプレイ感。 見た目は子供向けに見えるけど、大人同士で遊んでも十分遊び応えがある。 面白い! ルール的な難しさが一切無くて、初めてでもすぐに読み合いが楽しめるのがすごくいい。 ハゲタカの餌食 に通じるものがあると思う。 ただ、3人用のルール(タイルを1色分抜く)はちょっとイマイチな気がする。 理由はうまく説明できないけど、あんまり面白くない。 2人用のルールを応用して、3人プレイの時も4人分でセットアップ(4人目はダミープレイヤー)した方が良いのかも・・・(未プレイ) 4人プレイがベストと思う。 誰が何のカードが残ってるか覚えておく記憶力ゲー的な要素があるけど、ウェイトはあまり高くないかな。 ※でも全く無視して良いって程でもない。 というのも、みんなが何のカードを残しているかというのを気にする頃には自分の選択肢も少なくなってることが多いので。 そういう意味では読み合いが面白い、というのはもしかしたらせいぜい中盤くらいまでかもしれない。 でもプレイ時間が短いので、そこまで気になるほどではないと思う。 最後まで生き残りパターンで勝つ方が多いとは思うけど、周回遅れで決着がつくこともそれなりにある。 読み合いに参加せず、後ろの方でのんびりやってるとあっという間に追い抜かれてしまう。 その辺のバランスは良く取れてると思う。 傑作、、とまではいかないかもしれないけど、これは持ってて損のない良作ですね。 2018/11/05JohnnyBet ツイート