No.95
ピラニアペドロ
Piranha Pedro
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プレイ人数:2 - 6人
プレイ時間:約30分
プレイ時間:約30分
ルール難易度 普通、特に難しい点は無い
日本語化 不要
ボード全景、ペドロをうまく誘導して水に落ちたりピラニアに噛まれたりしないようにするゲームです。 とは言っても、ペドロの居る島はとても小さくて ボードのほとんどは水・・・ ボードの4辺には、方角を表すカードを置きます。 たとえば、右側のカードは滝。 各プレイヤーには、こういう12枚のカードセットが渡されます。 どの方角に向かって、何歩ペドロを歩かせるかをコレで決める。 このカードなら、滝の方に向かってそれぞれ1、2、3歩歩かせるカード 全員手札から1枚選んで場に出します。で、1枚ずつオープンにする。 3人プレイで、出されたカードがこんな感じだったとすると。 まず、茶色の村に向かって2歩、次に森に向かって1歩、最後に滝に向かって3歩進みます。 村に向かって・・・ 2歩進む。 次は森(下)に向かって 1歩。最後に滝に向かって3歩進むのだが、そこは水! しかしご安心アレ。1プレイヤーにつき4個ずつ、ペドロの足場になる石を持っていて これでセーフ。もちろん石が足りなければペドロは水に落ちてしまう。 ま、こんな感じで石が置かれていく。 石は1人4つしか持っていないので貴重。 ペドロを水に落とすか、ピラニアのいるところに移動させてしまうとアウト! そのプレイヤーは、ピラニアをボードから取って自分の前に置きます。 で、ペドロを落とす直前の状態から次のラウンドを始めます。 このとき ①手元に残った石はすべてストックに返さなければならない ②残っているカードで次のラウンドにもらえる石の数が決まる ③使ったカードはまた手札に戻ってくる(12枚の状態から次ラウンドを始める) 1歩のカードは石1つ、2歩のカードは2枚で石1つ、3歩のカードは残しておいても石はもらえません。 例えば、1歩のカード4枚と2歩のカード2枚残していれば 次のラウンドで5個の石がもらえる。 つまり、1歩のカードはペドロを安全に移動させることができるけれど 使わずに手札に残しておけば次のラウンドでもらえる石が増える。 3歩のカードは危険だけれど、だからと言って手札に残しておいても石はもらえない。 そういうジレンマがあるのだ。 ピラニアを2個受け取ってしまった人の負け。 ん?そう。このゲームは勝者じゃなくて、敗者を決めるゲームなのである・・
Schliemann, Jens-Peter |
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プレイ記
フォルテさん、メゾフォルテさん、たっくん(小)と4人プレイ スタートプレイヤーはフォルテさん フォルテさん「月に向かって2歩」 俺は村に向かって3歩 メゾフォルテさん「えー・・」 メゾフォルテさん「滝に向かって3歩・・・」 そこは、、すべて水の上 いきなり石3個放出^^; たっくん(小)は村に向かって2歩 かなり危険地帯を彷徨うペドロ。 まあ、次は俺がスタートプレイヤーなので安全だからいいや。 次、今度は俺が最後なので、どこに行っちゃうか分からないペドロを 2歩も3歩も歩かせるのはキケン。。 ここは1歩を選択する。 その後、メゾフォルテさんが石が足りずドボン! 第2ラウンド、ま最初なので3歩を選択するのだが これが大失敗、なけなしの石を3個全部放出。 あとが無くなった。。 おっとっとととアブネー。 首の皮一枚つながった。 結局このラウンドは、たっくん(小)がピラニアに突っ込ませてしまう 早々にドボンしたので、次のラウンドはみんな石を5個とか6個確保。 3ラウンド目、フォルテさんのスタートプレイヤーから。 フォルテさんがどう動くか分からないけど、とりあえず3歩のカードを 出すことだけは決定。 滝に向かって歩かせてみることにする。 ペドロは、この位置。 メゾフォルテさん「・・・」 ドボンですね(笑 俺「みんな石いっぱい持ってるから、ここは勝負に出ますよ~」
評価・・・
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相棒と2人で2回やっただけなのだが、なかなか良いねぇコレ。 プレイ感は軽くて、プレイ時間も10分~15分くらい。 もちろん人数が増えれば、比例的に増えるんだろうけど この手軽さと軽いジレンマは良い感じだ。 相手の出すカードへの読み、安全に行くか危険な橋を渡るか あるいは相手をドボンに導いてみたり。 ピラニア2匹取らされたら終了なんだけど、2人でやる場合は もう少し多くてもいいかもしれない。ちょっとあっさりし過ぎかな。 あと、このプレイ感で手札12枚は若干多めかもしれない。 手に全部持つにはちょっと持て余す感じだ。 もう少し多人数になってくると、最後の方なんかもうペドロどこ行っちゃうのか 分かんないんじゃないかなぁ? こうなってくると、戦略性云々というよりパーティゲームぽくなる気がする。 あと、勝者を決めるんじゃなくて敗者を決めるゲームっていうのも ありそうでなかった感じ。まぁ2人でやってれば敗者が決まれば 自然と勝者も決まるんだけど・・・ それにしても、本物の石っていいよねぇ。 相棒「これ、別に本物じゃなくてもいいんじゃない?」 そうかなぁ、そういうところがアナログの良さなんじゃないの~? まぁ、石は白い粉が飛ぶので最初にちゃんと水で洗ってね。 ■追記 2011/02/15 やっぱりこれは間違いなくパーティゲームだ。多人数でワイワイやるのが楽しい。 負ける人を決めるというゲームの性格が、イジメとかになってしまう ようなことがないかちょっとだけ、心配ではあるのだが。。 2人や3人でも楽しめなくは無いのだが、やはり多人数の方が 明らかに本領発揮できる感じがする。 評価は変えないけどね。JohnnyBet ツイート