No.365
古代ローマの新しいゲーム - 法廷
Tribunal
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プレイ人数:4 - 7人
プレイ時間:約60分
プレイ時間:約60分
ルール難易度 ルール自体はそれほどでもないんだけど、やや難易度高めかな
日本語化 不要
ボード全景。裁判がテーマのゲームです。 自分に有利な結果になるように裁判をうまく誘導します。 裁判にかけられるのは、カードの色 無罪になった色はプラス点、有罪になった色はマイナス点になります。 例えば、有罪が緑、青、黄色 無罪が赤と紫に決まったとすると 手札がこんな感じなら、-12+3=マイナス9点 手札は1人4枚ずつ秘密裏に持ちます。 ただし10のカードだけは有罪ならプラス点、無罪ならマイナス点になります。 有罪・無罪を決めるのに使用するのが票決カウンターと追加カウンター これらの赤・青のカウンターを各プレイヤー1つずつ持ちます。 ※票決カウンターはプレイ人数より1つ余分に用意します 議長ポーンは議長を担当するプレイヤーの前に置いておきます。 5色のポーンは、建物の三角屋根の上で裁判にかけられるのを待ちます。 あと、1つ余分に用意しておいた票決カウンターも屋根の上に置きます。 ゲーム中に持つ手札は1人4枚ずつですが、任意の1人だけ6枚配り 裁判の前にカードドラフトを行います。 つまりカードを6枚配られたプレイヤーは、その中から2枚選んで隣のプレイヤーに渡します。 カードを渡されたプレイヤーも同様に6枚の中から2枚選んで隣に渡していきます。 全員1回ずつカード選択を行ったら、残った2枚は伏せたままゲームの箱に戻します。 議長は裁判にかける色を1つ選んで、天秤の真ん中に置きます。 で、各自手持ちのカウンターを有罪もしくは無罪の天秤皿に入れていって 置かれたカウンターの数がより多かった方の判決となるわけなのだが その前に 各自のカウンターを置く前に一般投票というのを行います。 票決カウンターを握るかどうかで、無罪か有罪に投票します。
握る | ⇒有罪 |
握らない | ⇒無罪 |
評価・・・
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まあ、、多人数ゲーですね。当たり前かもしれないけど。 それと、ちょっと難易度高めですねこれ。 ある程度ゲームに慣れた人がそれなりの人数集まる場じゃないと若干厳しそう。 最初のカード選択からして難しい。 高い利益を狙って1つの色を集中して残したくなるんだけれど でもそうすると、その色の無罪に投票してくれる仲間も少なくなってしまう。 もちろんそのことを分かった上での戦略というのも存在しそうではあるんだけれど 相当高度な戦術と話術が要求されると思う。 なんだろうなこれ、チグリスユーフラテスと似たような匂いがする。 もちろんゲームの内容は全然違うけれど。 でもチグリスユーフラテスよりは分かりやすいかな、悩みどころとか面白さとか。 比較問題ではあるけれど。 逆にそういう高いハードルをクリアできるメンツでなら、相当面白いゲームになりますね。 というか、これ現実世界で行われてる談合やロビー活動なんかと やってることは同じですよ、たぶん。 交渉の自由度が高く、やりがいもたっぷりありそうなんだけどやっぱ難しいかな。。 人数が必要なゲームなら、もう少し初心者にも優しいデザインにして欲しいな。 でもたまにはこういうタイプのゲームがあってもいいのかも。 プレイするにあたって条件付きではありそうだけど、独特の面白さもあると思うので。 2013/04/15JohnnyBet ツイート