No.340
古代ローマの新しいゲーム - カエサル
Caesar
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プレイ人数:3 - 5人
プレイ時間:約20分
プレイ時間:約20分
ルール難易度 普通、特に難しい点は無い
日本語化 不要
ボード全景 5×5=25マス描かれています各プレイヤーは色を1つ決めて、チップを5枚ずつ受け取ります
4人以下でプレイする場合はノンプレイヤーの色を1つ決めて チップの総数が25になるようにします このチップを最もたくさん獲得したプレイヤーがゲームに勝利します。 まず最初に、1枚ずつ順番にチップをボード上のマスに置いていきます
手番では自分のチップを動かして、他のチップの上に重ねることで他のプレイヤーのチップを 獲得する(支配下におく)ことができます
つまり重ねられたチップの一番上の色のプレイヤーが 常にそのスタック(重ねられたチップのカタマリ)の持ち主になります。 チップは上下左右にのみ動かすことができます。 で、空いているマスは飛び越してOK
自分のチップ(またはスタック)同士なら、無条件で重ねることができます。 しかし、他のプレイヤーのチップやスタックに重ねるときは戦いに勝利しなければなりません
このとき、スタックを構成するチップの枚数が基本戦力になります。 この例なら、紫1に対して青2でとりあえず青優勢 さらに、両プレイヤーは手札から1枚カードを選んで戦力を補強することができます。
たとえば、両方とも2を出したとすると
紫:1+2=3 に対して 青2+2=4 で青の勝利となり 紫はチップを1つ失い、逆に青は基本戦力3のスタックを作ることができます
戦いの結果が引き分けだった場合は、両方ともチップ(スタック)をボードから取り除きます。 カードは使い切りで、1回しか使えません。 しかし、いかに強大な軍団を作っても十字の方向に別のチップやスタックが無ければ もう移動させることはできません。
戦いの結果に、旗カード(B)が入っていた場合は その戦いは無かったことになります
誰かが10枚の手札を使い切るか、もうこれ以上戦いが起こらない状態になったらゲーム終了。 支配下においているチップの枚数が最も多いプレイヤーの勝ち。
面白いですね ただしこれはMAXの5人でプレイするべし、かな? 人数少なくても面白いとは思うんだけど、やっぱりこれは5人プレイでこそですね。 盤上のコマが基本戦力を持って、戦いになったときカードをプレイして戦力を上積みして勝負する というパターンは、ハンニバル対ローマとか指輪物語 対決あたりにも見られるシステムで このカエサルもその1つと見ていいんじゃないかと思う。 まあ、テーマ性というかカエサルを彷彿とさせるものがゲームシステムから まったく感じられないのが少々残念ではあるんだけれど でも面白い。 ただね、この種のシステムであれば2人専用にデザインされてる方が好きだなぁ。 ちょっとちぐはぐなものを感じるんです。 個々の手番で行う戦いは完全に1対1なのに、盤上全体では他のプレイヤーの状況も考慮しなければならない。 まあ、だから面白いんじゃないの?と思えなくも無いんだけれど でもやっぱり手番でやることが明確に1対1なら、トータルも1対1の方が好み。 あと、指輪物語 対決までの完成度とまでは言わないけれど もうちょい歴史上の人物としてのカエサルを意識しやすいものであって欲しかったな。 トータルで考えると、んーまあまあといったところ。 2013/01/22JohnnyBet ツイート