No.410
イスタンブール
Istanbul
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プレイ人数:2 - 5人
プレイ時間:約45分
プレイ時間:約45分
ルール難易度 難しくはないけれどちょっと煩雑かな
日本語化 不要
16枚のタイルを並べてボードを作ります。 ここを舞台に、商品を仕入れて、売って、最終的に赤い宝石を集めることを目指します。 これは個人ボード 手持ちの商品と、勝利点となる宝石置き場です 個人ボードに描かれている通りですが、商品は4種類あります。 商品は最初1種類につき2つまでしか持ち歩けませんが 置き場所を拡張して3つ以上一度に持てるようにできるようになります。 これがその勝利点となる宝石。 ここのタイルでは商品と物々交換で入手できます。 こちらではお金で購入。 他にもいくつか別の条件で入手することができるタイルもあります。 この赤い宝石を5つ集めたら勝ち(2人プレイの場合は6個) プレイヤーコマはディスクトークンを数枚積み上げて置きます。 手番ではこのコマ(積み重ねたディスク)をタイル2マス分まで移動できます。 で、着いた先のタイルでディスクを1つそのタイルに置きます。 ※もし行き先に他のプレイヤーのコマがあれば、そのプレイヤーに2金ずつ支払わなければなりません 既に自分の色のディスクが置かれているマスに移動したときは、逆にその置かれているディスクを回収します。 ディスクを置くか、回収するか出来ない場合は異動先のタイルでアクションを実行できません ということで、一番上のトークンだけになってしまったら各タイルに散らばっているトークンを回収しなければならなくなるのですが スタートのタイルに戻ると、その散らばってしまったトークンを1アクションですべて回収することができます。 というわけで、トークンを効率よく置いたり回収したりしながら とりあえずは商品を仕入れます。 このタイルでは緑の商品をmax(個人タイル上で持てる分だけ)にすることできます。 ここでは黄色の商品を手持ち満タンにできる。 とまあ、こういう感じでとりあえずタイルを訪問するだけで簡単に仕入れることができます。 ※商品の中で1種類だけ、このmaxにできるタイルが無く、もう少し苦労して入手する必要のあるものもありますが で、仕入れた商品を売却してお金にします。 これがそのちょっと苦労する青い商品を入手できるタイル サイコロを振ってできるだけ大きい目を出さないと入手できません。。
7・8の目 | 青の商品1個 |
9・10 | 2個 |
11・12 | 3個 |
Dorn, Rüdiger |
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評価・・・
※評価の基準についてはこちら
ルールは確かに煩雑だと思う。けど、その主な要因はタイル1枚1枚の特殊効果が色々あるからであって基本的なところはシンプルに出来てる。 そしていざゲームが始まってみると、プレイのテンポは良いしけっこうあっという間に終わる。 切れ味としてはかなり良い部類だと思う。 インストがちょっと大変かも知れないけど、非常にプレイしやすい印象だった。 効率よくリソースマネジメントする面白さもあるし、なるほどこれは確かに良く纏まってる感じ。 トークンを積み上げてコマを形成するアレはジェノバの商人あたりをヒントにされてるんでしょうかね? とは言え、似てるのは見た目だけで使い方は全く違いますけど。 ただ、このゲームならではという部分はこの辺のシステムだけかな。。 他の部分がかなりありきたりなだけに、これだけだとちょっとパンチが弱いかも。 相互干渉という部分で見ても、やっぱりちょっと弱いかな。 同じマスに入ったときの2金の支払いとか、いくつかあるにはあるんだけど散発的で要素同士の絡みが少ない。 とはいえ、実際やってみると目的地が被って「あー」ってなることはけっこうあったんだけどね。 若干ごちゃごちゃしてはいるけれど、遊びやすいしそこそこの面白さもあると思う。 でももし自分がエキスパート大賞に選ぶなら、この作品よりはコンコルディアかな。 2014/06/08JohnnyBet ツイート