No.593
デクリプト
Decrypto
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プレイ人数:3 - 8人
プレイ時間:約60分
プレイ時間:約60分
ルール難易度 普通、特に難しい点は無い
日本語化 言語依存あり
2チームによるチーム戦形式のゲームです。 各チーム、4つの言葉をお題としてセットします。 ※ちょっと見にくいのですが、左から「1.小屋」「2.強盗」「3.鎧」「4.狼」と書かれています。 お題は味方チーム内だけで共有し、相手チームには見えません。 チーム内で「出題者」役のプレイヤーを選び、下記のようなカードを1枚引きます。 このカードはチームメイトにも見せません。 「出題者」は、カードに書かれている3つの数字に該当するお題ワードを連想させるような言葉を紙に書きます。 カードが2(強盗)、3(鎧)、4(狼)なので それぞれ、金、中世、少年、と書いた例です。 紙に書いた言葉は、相手チームにも伝えます。 ということで、相手チームからは「シカ」「トラ」「トリ」と伝えられました。 相手チームの分は、紙の裏に書きます。 出題者役以外のプレイヤーは、紙に書かれたワードがお題のどの番号のことなのかを予想します。(予想も紙に書く) 書いたら答え合わせです。正解を隣のマスに書きます。 出題者役をチーム内で順番に交代しながら、これを何回か繰り返していくのですが、不正解だとペナルティです。2回ペナルティになるとゲームに負けます。 自チームの予想と同時に、相手チームの番号の予想もやります。 しかし、相手チームのお題は見えないので、1回目は手がかりがありません。 ということで1回目だけは相手チームの予想は無しで、正解だけを書きます。 しかし、、3回、4回と繰り返していると、だんだん何かが見えてきます。 ※紙の下部のメモ欄に、今までの出題者が書いたワードと正解が何番だったのかを整理して書いていきます。 相手チームの番号を当てることができたら、成功チップを1枚もらえます。(お題そのものを当てる必要は無い) 成功チップを2枚獲得したら勝ちです。 6回目の例。 今まで出されたヒントワードは
1.小屋 | 2.強盗 | 3.鎧 | 4.狼 |
---|---|---|---|
金 | 中世 | 少年 | |
山 | 罪 | 銀 | |
包丁 | カブト | 群れ | |
カキ | ATM | クワガタ | |
犬 | 猫 | ウニ |
Thomas Dagenais-Lespérance |
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プレイ記
チーム1:フォルテさん、けがわさん、ちゃべいさん チーム2:イズナさん、くわたさん、たっくん 現在、3回目。2回目のとき、「山」「罪」「銀」というヒントで、山はまあ山小屋だろう、罪はどう考えても強盗だろうと、ここまでは良かったのですが、「銀」が悩みました。 鎧は銀というイメージがある。でも、「銀狼」ってのもなんかあったよね?と。 悩んだ末、銀は狼を選んだ結果、ハズレ。 これも敵チームにとっては重要な情報になります。 けがわさん「銀を、3か4かで迷ってましたよね」と。 この時点で、3が「鎧」とバレたかもしれない気がしてきました。 3回目の出題者役は自分。 2回目までで、お題の「強盗」に対して、「金」「罪」というヒントが出ているので、違う角度の発想でいかないと・・と思って捻り出したのが カブト、群れ、包丁 それぞれ カブト→3(鎧) 群れ→4(狼) 包丁→2(強盗) が正解です。 敵チームのヒントワード。 「10月10日」「尾」「商人」と来ました。 まずピンと来たのは「10月10日」。 これ、昔なんかのクイズで見たことあるやつ。 漢字の「朝」をバラバラにすると10月10日になるんですよね。 実際これズバリ当たってたみたいで、敵チームへの良いヒントになってしまったみたい。 そう考えると、「トリ」ってのは、コケコッコー? とりあえず、10月10日は、3で決める。 しかし「尾」と「商人」は全く分からん・ なんとなーく、「トラ」と「尾」ってのが関連しそうな気がしたのだが、「シカ」にも尻尾あるよね。 「商人」は、なんとなく「重箱」とつながりそうなイメージ? 「3、2、1」でどうだろか?とチームメイトと相談する。 いや、やっぱり「3、1、2」なんじゃないですかね? という意見が出て、賛同する。 しかし、正解は「3、2、1」だったーー 4回目、味方チームからのヒントはなんとかクリアする。 敵チームのヒントワードは、「電気」「船」「市」 正直、さっぱり分からない。 「船」と「商人」はなんかつながる? 散々検討した後、「市」ってのは「朝市」な気がしてきた。 てことはやっぱり10月10日は「朝」で良いのか?ドラマは「朝ドラ」か。 「電気」は、訳が分からないので、4に突っ込んでみる。 やはり、「市」は3で合ってた。 しかし、電気が1で、船が2だと?・・・ それはそれとして、味方からの出題にも苦しめられることになる。 でも、あんまり分かりやすいと敵チームにもバレてしまうのでギリギリを攻めてきた感じだ。 「猫」「犬」「ウニ」・・・・・・・ 犬って狼と同じ仲間だよね。 でもまあ、犬小屋の方だろうと。 猫 猫 キャッツアイ 強盗? イズナさん「それでいきましょう」 問題はウニ 分からん。 けがわさん「味方からのヒントで相当悩んでますよ」 生き物つながりでウニと狼? いやいや、ウニって硬いイメージで鎧? 悩んだ末、ウニ→鎧を選択。 合ってた!よっしゃーーーーー けがわさん「かなり悩んでましたね」 イズナさん「いや、演技かもですよw」 次は、自分が出題者。 味方には伝わるように、敵には気づかれないようにしなければならない。 でも、どっちを重視するかといえば、味方に伝わるようにする方かな。 引いたカードは、1、3、4 1の小屋は、材料でいってみる。「木」なら強盗、鎧、狼のどれとも結びつきにくいだろうと。 4の月と狼もイメージしやすいと思われる。 でも、お題の「狼」を知らない敵チームには気付かれにくいだろうと。 問題は「鎧」。今までヒントがだいぶ分かりやすいのが並んでしまっているので、ここだけはちょっと捻っておきたい。 着るものつながりで、服関係が良いかな。 「セーター」でどうだろう? と思っていたら、セーター→泥棒→強盗 と連想されてしまい。失敗。 ペナルティ2枚で負けました。 ちなみに、敵チームのお題はなんだったのかと。 3の朝は予想通り。 電気って電気カーペットだったのか! トラは、あー、トラがうつ伏せになってる感じのお金持ちの家の玄関に敷いてありそうな絨毯? 重箱って、スミか。 4の人形はヒント少なすぎて無理。
評価・・・
※評価の基準についてはこちら
めちゃめちゃ面白い!ワード系ゲームの傑作じゃないですかね? 簡単すぎてもダメ、難しすぎてもダメっていうのは、古いゲームだと バルバロッサ 比較的最近だと(とは言ってももう10年前ですが) ディクシット あたりにも見られるシステム。 けど、その簡単、難しいの演出の仕方が、それらの作品とは根本的に違う。 お題が見えている味方には伝わりやすく、それが見えていない敵には必然的に難しくなる。 簡単、難しい、の基準にシステムが入り込んでいる点がまず面白い。 そして、お題そのものを当てる必要がないというのが、非常に面白く良く機能してる。 お題が分からなくても、過去に出されたヒントとなんとなく関連することがイメージできるだけで良いので、特に後になるほど出題が難しくなる。 同じお題に対して、違う感覚、角度からの表現や発想が必要になる。 ゲームじゃなくても、それ自体が面白いですよね。 それをすごく自然な形でシステムとして取り入れることに成功してる。 ヒントワードだけ並べても関連性が分かりづらいけど、お題が見えてる味方には分かりやすい。そんな会心のヒントを思いつけたときは、気持ちが良いですねー。 まあ、本人がそう思ってるだけで、案外伝わらなかったりするのもまた一興w これじゃ(敵に)バレバレかなと思っていても、意外と気づかれていなかったりするもので、お題そのものを当てるのはなかなか至難の業。 これって多分、ゲームが終わった後、お互いにお題カードの見せ合い(当て合い)をすると思う。 おそらく相当な高確率で感想戦が盛り上がる。素晴らしい。 ゲームやってる最中も楽しいんだけど、終わった後も「はい、終わりー」じゃないところがすごく良い。 砂時計を使わなかったこともあって、悩みに悩んで2時間くらいかかった。 これはこれで良かったと思うけど、時間制限付けてサクッと遊ぶ感じでも良いのかもね。 改善できるかもしれないところとしては 4×3×2=24通りしか数字の組み合わせが無いので、完全にあてずっぽでも当たってしまうことが現実的にありそうな点。 実際そういうケースもあったらしい。 お題5つ、カードの数字が4つなら120通りになるので、その方が良いのかな?とも思える。 お題5つのカードの数字3つで60通り。これくらいでどうだろうか。 たぶん、これだと相手チームからの情報が少なすぎるんだろうな。 現状でも相当難しいのに、これ以上難易度が上がったらゲームとして成立しなくなるのかも。 あとは、紙とペン不要なシステムにできたら最高かな。 プレイ人数は3〜8になってるけど、2チームの対戦になるので偶数が合ってると思う。 6人がベストじゃないかな。 4人だと、1チーム2人になるので、自チームの出題に回答するとき相談ができない。 6人ベスト、次が4人じゃないかと。 8人だと、出題役が回ってこない人が出てきそう。 2020/02/05JohnnyBet ツイート