No.473
マンモス
MammuZ
|
|
プレイ人数:3 - 7人
プレイ時間:約15分
プレイ時間:約15分
ルール難易度 普通、特に難しい点は無い
日本語化 不要
カードゲームです。 カードには2〜9までの数字と動物が描かれています。 左からマンモス、クマ、シカ カードに書かれている数字が、そのカードの枚数になっています。 なのでマンモスは2枚しかありません。 サーベルタイガー、野ウサギ リス、ホリネズミ(9のネズミと区別しづらいので、なんとなくビーバーとか言ってます) ※3人プレイのときはホリネズミは使いません ネズミ ※ネズミは3〜5人プレイの時は使いません それと特殊カードの恐竜が6枚 これもプレイ人数に応じて何枚かランダムに抜き取ります。 最後に概要カード。これらはテーブルの真ん中に1枚ずつ並べます。 ※先の動物カードとは別になってます。 裏返すと、セピア調のデザインになっててます。 動物カードと恐竜(特殊カード)を良くシャッフルしてプレイ人数に応じた枚数を配ります。 ※どのプレイ人数でも手札枚数が同じになるようになっています ゲームの目的は、手札を全部無くすこと。最初に手札を全部処分できたプレイヤーが勝利です。 手番では、手札から1〜4枚の間で好きな枚数を選んで 伏せて自分の前に出します。 このとき、どの動物を出したかコールします。 「クマ」とか でも、出したカード全部がクマじゃなくてもいいしでも、クマなんか1枚も入ってなくても構いません。 他のプレイヤーは、最初に宣言されたのと同じ動物を宣言しながら同様に1〜4枚、手札から選んで伏せて自分の前に出します。 自分の手番のときの選択肢としてもう1つあって、直前の手番のプレイヤーがウソをついていると思ったら そのプレイヤーが出したカードのうち1枚だけめくってオープンにすることができます。 で、宣言された動物と違う動物だったら、ダウト成功!ということで、めくられたカードを出したプレイヤーが 場に出されたカードをすべて引き取らなければなりません。 しかし、、宣言通りの動物をめくってしまったら(ダウト失敗) めくったプレイヤーが、全部引き取ります。 ゲーム中、どれか1種類の動物カードが全部自分の手札に集まったら、手番かどうかに関わらず「絶滅しました」と宣言して 場の概要カードの下にオープンにして出します。 これらのカードは、ゲームから除外されます。 もしこれで、手札が無くなったら勝利です。 さて、特殊カード。 特殊カードは、とりあえずめくったプレイヤーがその特殊カードを引き取ります。 その上でいろいろな効果が発動します。 プロントサウルス 直前の手番プレイヤー(このカードを伏せて出したプレイヤー)が、場に出されたカードを全部引き取ります。 プテロサウルス このカードをめくったプレイヤー(手番のプレイヤー)が、場に出されたカードを全部引き取ります。 ステゴサウルス 手番プレイヤーは、場に出されたカードを全部シャッフルして、左隣のプレイヤーから始めて全員に1枚ずつ、すべてのカードを配ります。 トリケラトプス このカードをめくったプレイヤー(手番のプレイヤー)に指名されたプレイヤーは、場に出されたカードを全部引き取ります。 プレジオサウルス 場に出されたカードを中身を見ずに集めて、テーブルの中央に山にします。 手番プレイヤーは、新しく動物を宣言してゲームを続行します。 テーブルの中央のカード山は、次に誰かがカードを引き取ったときに一緒に引き取ります。 ティラノサウルス 場に出されたカードをすべて、概要カードの下にオープンにして並べてゲームから除外します。 ※このタイミングでも、オープンにされたカードと自分の手札を合わせて、絶滅宣言することができます ※特殊カードは絶滅しません ▪️とりあえずまとめ 1.宣言された動物と違うカードをめくったとき(ダウト成功) カードを出したプレイヤーが場のカードを全部引き取る。 その後、ダウトしたプレイヤーから次のラウンドの手番を始めます。 2.宣言された動物と同じカードをめくってしまったとき(ダウト失敗) カードをめくった(手番の)プレイヤーが場のカードを全部引き取る。 その後、時計回りに次の順番のプレイヤーから新しいラウンドを始めます。 3.特殊(恐竜)カードをめくったとき 恐竜カードは、めくった(手番の)プレイヤーが引き取る。 その後、カードの特殊効果に従います。 特殊効果の処理が終わったら、手番のプレイヤーから新しいラウンドを始めます。 手持ちのカードを全部、伏せて出した場合、次のプレイヤーは必ずダウトしなければなりません 伏せて出しただけではゲーム終了しません。 次のラウンドが始まる直前のタイミングで手札がゼロのプレイヤーが居たら、そのプレイヤーの勝利です。
Pegasov, Nikolay |
---|
プレイ記
6人プレイ ゲーム開始直後、いきなり 「マンモス絶滅しました」 マンモスは2枚だからね、そういうことあるよね。 で、 usalapbitさん「サーベルタイガー」 たっくん(中)「サーベルタイガー」 フォルテさん「サーベルタイガー」 イズナさん「サーベルタイガー」 全部で5枚しか無いのに、そんなバカな^^; ツエツキさん「ダウト!」 ツエツキさん「うわ、ホントにサーベルタイガーだった、、」 ツエツキさん「サーベルタイガー絶滅しました」 けっこう絶滅スピード早いな その後、 すぐにリスも絶滅して ツエツキさんがあっという間に手札無くして勝利
評価・・・
※評価の基準についてはこちら
ちょっとユニークなブラフゲー。 カードに書かれてる数字が、そのカードの総数になってるというのは割とありがちだけれど この偏りをブラフゲームに生かしてるというのは面白い。 場にもう5枚も出されてるけど、マンモスは全部で2枚しかないんだけど・・・とかそういうシチュエーションは簡単に想像できる。 ファブフィブやスプリングフィーバーみたいに、全員で共有のカード(構成は変わっていくけど)がグルグル回るのも面白いんだけど こうやって各自で手札を持ってプレイするタイプというのも良い感じがする。 リソースマネジメント的な面白さがいくらか出てきますね。 ファブフィブやスプリングフィーバーの場合は、その手番中に閉じた思考になるので 「ワッ」と盛り上がるには、そっちの方が合ってることも多いとは思うんだけど・・ もう少し、2〜3手番くらい先のことを考慮に入れた面白さが欲しいなーって気がしてたので。 あと、カードを何枚出すのか?さじ加減を決められるのが面白い。 これってウソかホントかの2択って訳じゃなくて、どの程度ウソを混ぜるのかっていうのを考えられるんだよね。 チャレンジされたときめくられるのは1枚だから、仮に4枚だしたとして宣言通りのカードを2枚入れれば確率は50% 宣言通りのカード2枚だけにすれば100%安全。だけど、それじゃなかなか手札は減らない。 いいジレンマですね。 あと2周目が回ってきたときのことを考えると、宣言通りのカードを1枚くらいは手札に残しておかないと、ちょっと不安だったり。 そういうのも面白い。 手札を無くしたらゲーム終了となってて、でも手札は増えることもあるので、いつまで経ってもゲームが終わらないということも考えられる。 嘘つきまくってて、見破られての連続とかだとなかなか絶滅しなかったり。 でもその絶滅システムが、少しずつでもゲームを終局に向かわせるようにしてくれるし、実際あっという間に終わったのでそんなに心配しなくてもいいのかも。 最初にやったときは、ちょっとルール間違えてて(チャレンジが成功したときに、カードを引き取らされた人から次のラウンドを始めていた)なかなかゲームが終わらなかった それと、特殊カードの効果がちょっと説明しづらいというか面倒かな・・6枚だけなんだけどね。 それ以外もけっこう細かいルールがあるかなって思った。 このくらいの軽さのカードゲームとしては。 --------------- ファブフィブやスプリングフィーバーだと、システム上、直前の人に対してしかダウトできなくて 連続で遊ぶようなときはときどき席順を入れ替えるんだけど、、この作品もその点は同じになってる。 「アイツ絶対ダウトだよ」って思っても、ダウトの権利があるのは、その次の人だけ。 これねー、かなり歯がゆいんだよね。 手番外のところからいきなりダウトしたい。 イメージ的には、クーのアクションみたいな感じ。 もしくは、ダウト権利は手番プレイヤーだけだとしても、カードを出した人全員をダウト対象にしたい。 後者は、共有のカードセットを回していくファブフィブやスプリングフィーバーだとできないけど、この作品の場合は可能なのよね。 機会があればやってみたい。 2015/04/29JohnnyBet ツイート