たっくんのボードゲーム日記

No.388
ファブフィブ
Fab Fib
プレイ人数:3 - 10
プレイ時間:約20

ルール難易度 簡単!
日本語化 不要

とりあえず箱


はっきり言って、このタイプの箱嫌い

ヤワだし、出し入れしづらいし。
今は、中身だけ別の袋に入れて持ち歩いてます。


で、ゲームの中身だけれど、ブラフ系のカードゲームです。
スプリングフィーバーにちょっと似てる感じ。

各プレイヤーは、こういう2枚のカードを受け取ります。


これが、ライフポイントを表していて0になったら負け。

最初は12ポイントからスタートします。



ライフポイントを失ったら、死神が左に移動します。


12の次が9になっているのは、最低でも3ポイントは1度に失うため。

だんだんポイントが少なくなって、0になってしまったらゲームから抜けます。




その他のカード、0〜9までのカードが各5枚ずつ全部で50枚あります。



カードの色とかキャラクターはゲームには関係ありません。。



ライフポイントを全員12にセットして、数字カードは良く切って山札にしたら準備完了。



スタートプレイヤーは、山札から3枚引きます。


この3枚の数字を使って、最も大きな3桁の数字にします。

この場合なら871ですね。



カードを確認したら、その数字を宣言しながら伏せて左隣のプレイヤーに渡しますが


ここでウソをついてもいい

カードを渡されたプレイヤーは、ウソか本当かを考えて
ウソだと思ったら、ダウト!と言います。

で、なんでウソをつく必要があるのかというと
ダウトせずに、渡された3枚のカードを受け取った場合は
そのカードを確認して、さらに左隣のプレイヤーに渡していくのだが、、

受け取ったときに宣言された数字よりも大きい数字を宣言しなければならない

つまり、上記のようなカードを900と言われて受け取ってしまった場合
自分は901以上の数字を宣言しなければならない。

隣のプレイヤーにカードを渡す前に、任意の枚数(1〜3枚)のカードを山札と交換できるのだが

900と言われて、ダウトしないで受け取って、カード交換してみたけれどこんな風になってしまったらもう
ウソをつくしか無い



ダウトの宣言があった場合は、負けたプレイヤーがそのときのカードに描かれているドクロの合計数だけライフポイントを失います。



もちろんライフポイントを失うのは
ダウトが成功(ウソを見破った):ダウトを宣言されたしたプレイヤー
ダウトが失敗(正直な申告にダウトを宣言してしまった):ダウトを宣言したプレイヤー
それにしても、この箱なんとかならないかな?と思っていたら、やっぱりみんな考えることは同じなんですねw http://bogem.sblo.jp/article/77934664.html
Albertarelli, Spartaco

評価・・・

※評価の基準についてはこちら
非常に面白い!良く出来たブラフゲームですね。
こうしてリメイクされて、誰もが手にしやすくなったのはとても嬉しい。

相手プレイヤーの反応などを見ながら、ウソか本当か見破るのだけれども
そのとき、何枚のカードを交換したのかが客観的な判断材料となっているところが興味深い。

ただ、3枚交換したからと言ってもそのプレイヤーがウソをついている確率が高いのかというとそうでもない。
というのも、たとえば本当は432なのに877と宣言されて受け取ってしまっても
3枚交換したうちの1枚でも9が入っていればウソをつかずに済むので、安易に考えると痛い目に遭ってしまう。

逆に、899とか宣言してしまい、ウソをついていることが確定してしまうパターンもあったりとかw

そう考えていくと、宣言がたとえば900ならダウトせずに受け取った方が得策かもしれなかったり。
というのも正直な宣言なら、0を2枚交換すればほぼ確実にウソをつかなくて済むし
仮にウソだったとしても、3枚交換して1枚でも9が入っていればやはりウソをつかなくて済む。

そして、もしそうならなかったとしても、その辺のことをちょっとちらつかせれば自分のウソがばれずに済むかもしれない

とかね(笑

慣れないうちはバカ丸出しの宣言をしてしまったりするのだけれど、そういうのも笑いを取れたりして
良い感じで盛り上がることが出来ると思う。 ※実際そうだった

ただ1点、負け抜けシステムになってるところがちょっと気になる。
早々に脱落してしまうと、観戦するしかなくなってしまうのは若干辛い。

なので、ウチでやるときは敗者が決まったらそれで終わりにしてます。



2013/10/26


JohnnyBet



番外編

少し前に可愛らしいデザインで日本語版がリメイク・再販されて普通に手に入るようになりましたが
旧版も味があって魅力的なイラストなので、今更ですがちょっと紹介してみます。



というか、このときから既に日本語対応になってるんですよね。



ライフポイントを表示するカードは、裏表で12マス描かれていて
ポーンを置いて現在値を示します。



そしてメインの数字カード



数字カードのバック












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