No.465
サイクルレース
Um Reifenbreite
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プレイ人数:2 - 4人
プレイ時間:約60分
プレイ時間:約60分
ルール難易度 普通、特に難しい点は無い
日本語化 チャンスカード22枚、日本語化必須
タイトル通り、自転車のレースゲームです。赤い丸がたくさん並んでる場所がスタート地点で2箇所、ゴールラインがA, B, C, D, Eの5カ所あります。 好きな組み合わせでコースを設定して遊べます。 1チーム4選手(コマ4つ)という構成で、1人1色選びます。
下1桁が1の選手はちょっと能力が高くて、チームのエース格。
ゼッケン番号はすべて異なる番号が振られています ※当たり前か^^;
こちらは上級ルールで使用するイエロージャージの自転車
コースには2カ所のスタート地点と、数カ所のゴールラインが描かれていて好きな場所を選んで遊べます。
薄い黄色がアスファルト(最も走りやすい) 緑が石畳、赤が上り坂、濃い黄色が下り坂となっています。
※導入ルールでは、マスの色は意味を持たないということになってます アスファルト以外はマスに数字が書かれていますが、この意味は後ほど・・
ゲームはスタート地点に順番に1台ずつ選手を配置するところから始まります。 このとき1つルールがあって、スタート地点にコマを置くとき、同じ色の選手コマが2つ以上同じレーンに居てはいけない なので、写真では一番手前のレーンは赤(24), 緑(54), 水色(33), 黒(42)と全部違う色のコマになってます。 でもレースが始まったらオープンレーンです。
このゲームでは、順位が上の選手(より先のマスに進んでいる選手)から行動順が回ってきます、プレイヤーが座ってる席順ではありません。 ※横並びの場合は、右の選手が優先 なのでこの場合は赤(21)が一番最初に行動できます。 全ての選手が1回ずつ行動したら1ラウンド終了で、次のラウンドはまたその時点で先頭の選手から順に行動していきます。 行動順が回ってきた選手の持ち主(プレイヤー)は、基本的にはサイコロを2つ振ります。
それで、出た目だけコマを進めます。
ただし、目を余らせても良い。 例えば10が出たけど、9マスで敢えてストップとか。 コマは前方のマスか斜め前のマスに進めます。
バックとか真横に移動とかはダメ 1つのマスにはコマ1つしか入れません。 通過することも不可なので、前が詰まっている場合はダイス目よりも少ないマス数で移動を終えなければならない場合もあります。 さて、、これでいくと次に行動できるのは赤(23)なのだが その前に、今行動した選手が居たマスのすぐ後ろのマスに居る選手はそれに続いていくことができます。 この場合は緑(52)がそれに該当します。
で、移動前と同じ位置関係にする(真後ろのマスにピッタリつく)ことができます。
そして、緑(52)が動いたので、その真後ろに居た黒(44)も続いて動くことができ、さらにその後ろの水色(31)も・・という感じで連鎖的に動けます。
もちろんこれは緑(52)が動かなければ、黒(44)と水色(31)も動けないし、黒(44)が動かなければ水色(31)も動けません。 他の選手の後ろにピッタリくっついて「風よけ」にして進むという感じですね ただし、風よけを利用して移動することができないケースもいくつか存在します。 これが風よけで移動できない例
風よけで移動するには、真後ろのマスに移動しなければならないのだが その為にはカーブに描かれている太いラインを超えなければならない。 太いラインをまたぐことはできないのでこれはNG それと、付いていく選手が移動したマス数より多くのマス数を移動しなければならない場合もダメ 選手に行動順が回ってきたときの選択肢として、サイコロを振る以外に「エネルギーカード」を使うというのがあります。
エネルギーカードは5か6が書かれていてサイコロの目の代わりに使うことが出来ます。 ゼッケン番号が指定されているカードは、その選手にしか使えません。 緑色のカードはワイルドカードで、どの選手に対しても使えます。 1回の手番で1枚か2枚使うことできて、1枚の場合はサイコロを1個、2枚の場合はサイコロを振りません。
ということで、これなら23番の選手を10マス進めることが出来ます。 ちなみに、左上の赤い丸に山のアイコンが描かれているカードは「上り坂」でしか使えません。 ※導入ルールではこのアイコンは意味を持ちません ■スパート エネルギーカードを1枚以上使った場合、移動前に「スパートします」と宣言することで 後続の選手に対して「風よけによる移動」を出来なくさせることができます。 路面の状態 アスファルト以外のマスには数字が書かれています。
石畳と上り坂の数字は移動できるマス数を数字分だけ減らさなければなりません。 上記の場合は3+5−2で6マスしか移動できません。 マスに書かれた数字に届かない、もしくは合計が0の場合は
転倒してしまいます。
転倒してしまったら、そのマスから一旦選手をどけてラウンドの最後に同じマスに戻しますが そのマスに別の選手が入ってきてしまったら、直前のマスに戻します。 逆に、下り坂(濃い黄色)のマスに書かれている数字は、移動マス数をプラスすることができます。 さて、、サイコロ2つ、もしくはエネルギーカード1枚とサイコロの目の合計が7の場合は、チャンスカードを引かなければなりません。
チャンスと言いつつ、悪い効果が出ることもけっこうあります。
転倒カードが3枚含まれてます。
良い効果の場合もあります。
このカードは他の選手も転倒に巻き込みます。
その時点でまだ行動していない選手のうち、転倒した選手と接するマス(斜めは含まない)に居る選手が転倒します。 そして転倒は連鎖するので 緑(52)の選手がこのカードを引いたとすると、赤(24)と黒(43)も転倒することになります。
---------------------------- これは上級ルールで使用する写真カード
伴走車に掴まって移動するという反則をした選手の証拠写真みたいな感じで、失格になってしまうことがあります。
Bontenbal, Rob |
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プレイ記
こういう1周コースの設定で、やってみることに。ゴールはCのライン。
サイコロの出目が良くて、いきなりトップを独走する赤の24番
しかも風よけでついて来られないようなコース取りをすることもできた。
後続の緑51番の後ろには、後続車がピッタリマーク
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快調に一人旅を続ける赤24番
集団の先頭が大きく動けば
ま、大体風よけで金魚の○○みたいについてくる
どこで出し抜くか
風よけ軍団が追いついてきた
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完全に出遅れた最後方の集団
しかも走りにくい青の石畳コース 赤24番はここでちょっともたついてしまう
で、2位集団が
一気に外から来たー
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先頭集団はそろそろ山登り
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※ゴールしたコマはサイコロの出た目の分だけ使い切らなきゃいけないルールを忘れてしまっていたので 最後の方は、ゴールした自転車はコース上に無いものとしてゴールさせてました。
結局のところサイコロ運じゃないの?って感じで、古風な印象は拭い去れないんだけど
例の「風よけ」でついていけるっていうのは色々面白い考えどころを生み出しているのと同時に
実際のツールドフランスとかあるいは競輪のレースを見ているような気分にもさせてくれますね。
そういうシステムとテーマの見事な一体感がすごくいい。
次のラウンドで風よけでついていくことを期待して、敢えて出目より小さいマス数で移動を止めてみたり
逆に風よけでついて来られないようなコース取りとか、エネルギーカードを使ってスパートしてみたり。
イベントカードとかエネルギーカードとか、いろいろ枝葉の要素があるけれどバランス良く纏まってると思うし
ちゃんと歯車が噛み合って全体として良く機能してると思う。
1チーム4人の選手が居て、エネルギーカードの構成によってちょっとした個性が付けられているのも面白い。
1の位が1のゼッケン番号の選手はエネルギーカードが厚めに用意されててチームのエース格。
他にも山に強い選手とか、平地に強い選手とか。ちょっとしたことなんだけれど、これらはコマに対して文字の説明で
特殊能力が付けられてるとかそういうのじゃなくて、あくまで初期手札の構成にちょっとした偏りを付けることだけで表現されている。
こういう個性の出し方って、特に最近のゲームだとあまり見られないけれど、なんか好きだな〜
シンプルで素朴で
一度大差がついちゃうと逆転がかなり難しそうなのは、ゲームとしての盛り上がりという部分では少しイマイチなのかもしれないけれど、でも現実のレースって大体そんなもんだよね。
それに逆転が難しいとは言っても、順位の変動くらいはもちろん頻繁に起きるし、トップ逆転は無理でも5〜6台ごぼう抜きくらいなら十分に起きると思うし。
名作とまでは言わないけれど、これはかなり完成度高めですね。しかもかなり独特の魅力を備えてるレースゲームで、こういうのってなかなか他に無いし。
良いゲームだと思います。
2015/03/22
JohnnyBet
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