No.80
トランプ、トリック、ゲーム!
Trump. Tricks. Game!
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プレイ人数:3 - 4人
プレイ時間:約40分
プレイ時間:約40分
ルール難易度 普通、特に難しい点は無い
日本語化 不要
トリックテイキングゲームについて トリックテイキングゲームとは、ある種類のゲームの総称でトランプやタロットカードなどを 使ってプレイされることが多いゲームです。 プレイヤーは手札からそれぞれ1枚ずつ場に出して、1番強いカードを出した人が 場に出されたカードを総取りします。これを「トリックを取る」と言います。 <他の簡単な用語解説>
スート | カードのグループのこと。トランプならダイヤとかスペードとか |
切り札 | 最も強いスートのこと |
リード | 最初にプレイする人。スタートプレイヤー |
赤: | 熊 |
緑: | 猪 |
黄: | 羊 |
青: | 狼 |
熊: | 1枚につき4点 |
猪: | 1枚につき3点 |
羊: | 1枚につき2点 |
狼: | 1枚につき1点 |
Burkhardt, Günter |
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評価・・・
※評価の基準についてはこちら
1回しかやってないので、まだまだ分かってないことはたくさんあると思うのだが 面白い! Aをつけるには、あとほんのちょっと足りない感じだが、かなりイイ線いってると思う。 トリックを取れる回数が決まっているというのがけっこうシビアに効いてて 肉球(あしあと)の数とスートの種類、両方を集めないと点が伸びにくい。 それを踏まえて3回(4回)、どこでトリックを取るか判断しなければならない。 しかも、肉球が多いほど中途半端な数字なので次のラウンドで トリックを取る、取らないの選択が難しくなるようにできている上に カードの色がバラけているとリードが出したスートをフォローせざるをえなくなりやすい。 つまり、高得点を得ると次ラウンドがキビシくなりやすいという構造になっている。 そのへんのバランスが非常に絶妙にできていて、いい具合に脳みそをトロけさせてくれる。 今回は4ラウンド目の切り札が羊だったので、あまり場が荒れることはなかったのだが 点数の高いイノシシやクマだったらまた違った展開になったのだろうと思う。 場合によっては3ラウンド目は得点を度外視して特定のスートを集めて 4ラウンド目に備えるといった戦略もあるだろう。 この、取ったカードが得点計算に使われるだけでなく次ラウンドの手札にしてしまう という点が、このゲームを素晴らしいものにしている。 1つは、シャッフルしてカードを配りなおすという手間を省略していること。 もう1つは、高得点を狙うと次が厳しいというジレンマを演出していること。 そういう意味では次が無い第4ラウンドは、あるプレイヤーにとって ボーナスラウンドみたいな感じになることもあるように思う。 大量の切り札を抱えて、トリックを取りまくるのは爽快感があるだろう。 ただ、ゲームの内容の割にはちょっとプレイ感が重い。 それが良さでもあるとは思うのだが、もうちょい軽めならなお良かったかな。 あとカードのデザインに関してだが、妙にリアルでちと怖い(^^; 個人的にはもう少し、やわらかいタッチの絵の方が好きだなぁ。 最後にもう1つ、カードの量の割に箱がでかいなぁ・・ まぁそのくらいはいいんだけどね。JohnnyBet ツイート