No.492
マルコポーロの足跡
The Voyages of Marco Polo
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プレイ人数:2 - 4人
プレイ時間:約120分
プレイ時間:約120分
ルール難易度 重たい割に難しいルールはあまりない。分かりやすいと思う。
日本語化 不要
ボード全景。上半分は見ての通り地図になってて西はエジプト、イタリアあたりから東は北京くらいまで描かれています。プレイヤーは旅人となって、各地の都市を回ったりしながら旅に必要な資金、リソースを集めて勝利点にしていきます。 ゲームのシステムとしては、ワーカープレイスメント系です。 自分の手下コマ(ワーカー)をいろんな場所に派遣して(置いて)置いた場所によって色々良いことがある、という感じ。 例えばお金を払ってリソースを買ったりとか、旅人を移動させるにもワーカーを「対応したアクションスペース」に配置する必要があります。 で、このゲームではワーカーというのはサイコロです。
ラウンドの最初に手持ちのワーカーダイスを全部振って、個人ボードの上に置いておきます。
基本的に出た目が大きいサイコロが優秀なワーカーになります。 とりあえず旅のやり方ですが、 最初はマップ左上のベネチアからスタートします。 この都市にはベネチアから中継ポイントを挟んで2移動ポイントで移動できます。
まだ自分が商館コマを置いていない都市に着いたら、そこに1つ建てることができます。 商館コマは11個ずつ持っていて、たくさん建てる(たくさんの都市を回る)と勝利点がもらえます。 それと、都市にはアクションスペースが付いていて、これはその都市に商館を建てている人だけが利用できます。 要するに、たくさんの都市を回って商館を置いていくとやれることが増えていきます。 青い色のマスも都市で、ここに商館を建てるとラウンドごとに自動的にリソースがもらえたりします。
マップの右上は北京、ここはちょっと特殊で専用のアクションスペースは用意されていませんがここに商館を建てるとすぐに勝利点をもらえます。
一番乗りが10点で2位は7点、という感じで順位に応じた点数がもらえます。 それからチケットトゥライドなどでおなじみの目的地カード。
カードに書かれた都市に商館コマを置くと、ゲームの最後に勝利点になります。 でも、手番が来たら無条件で旅人を動かせるわけではありません。 ボード上のアクションスペースにワーカー(サイコロ)を置く必要があります。
旅人を移動させるアクションスペースにはサイコロを2個置く必要があります。 で、置いたサイコロの目によって使える「移動ポイント」が変わってきます。 1の目なら移動ポイント1、(サイコロの目が違う場合は小さい方が適用されます) 旅の資金として3金必要です。 6スペース移動しようとすると6の目のワーカーが2つと18金が必要になります。 さらに、通る道によっては追加のお金やラクダリソースが必要です。
旅をするにはめちゃくちゃ費用がかかりますw それで、まずはお金やラクダが必要ということでリソースを獲得するためのアクションスペースも当然あります。 ラクダを獲得するにはサイコロ1つ
しかし、高価なリソースを取るにはたくさんのサイコロが必要になります。
その高価なリソースは契約を達成することで勝利点やお金、追加のサイコロなどに交換できます。
契約タイルを取るにも、専用のアクションスペースにサイコロを置く必要があります。 それと、地図上の各都市専用のアクションスペース、商館を建てないと利用できませんが有用なものも多いです。
他のプレイヤーが使ったアクションスペースをそのラウンドでもう1回使いたい場合は、サイコロを重ねて置きます。
ただし、この場合は追加コストが発生します。 左下のアクションスペースはサイコロ1つで高価なリソースや移動に不可欠なラクダを獲得できる便利な場所。
ここに置く場合は、先人が居ても追加コストはありませんがその前に置かれたサイコロの目よりも大きい目のサイコロしか置けません。 大まかにこんなところかな。 手番が来たら、アクションスペースを1つ選んで手元からサイコロを置いて、置いた先のアクションを実行します。 それと、任意でできる追加アクションというのがあるのですがそれはちょっと割愛(ラクダを払ってエクストラダイスを獲得したりとか) サイコロを順番に置いていって、手持ちのすべてのサイコロがどこかのアクションスペースに置かれたら1ラウンド終了。 5ラウンドやって勝利点が最も多いプレイヤーの勝ちです。
ゲームの最初に1人1枚ずつ、特殊能力を持つキャラクターを選びますが。サイコロの目を自由に決めていいだとか、ワープできるだとか、北京(ゴール)からスタートだとか 基本ルールを壊しまくってる感じの能力のオンパレードです。
Luciani, Simone |
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Tascini, Daniele |
割とありがちなワーカープレイスメント系。これといって目新しいものは見当たらない。 でもこれがやってみると結構面白い。重ゲーなんだけど、それほど難しくはなく割ととっつきは良いかもしれない。 そういうところが評価されたのかな。 強いて特筆するようなところというと、「これでゲームバランスは大丈夫なのか?」と心配になってしまうほどの 移動コストの高さと 基本ルールを壊してしまっている感のあるキャラクターの特殊能力 確かに、壊れては無い。絶妙なゲームバランスとまでは言わないけど。 でも、だんだん「あ、だから良いんじゃないか?」と思えてきた。 移動コストが高くて簡単に移動できないから、意識して旅支度(資金とリソース集め)するし 高いとは言ってももちろん、全くどうにもならないわけじゃない。 そういう小さな達成感をたくさん感じることができるゲームなのかなと。 実際、旅行ってすごくお金も時間もかかるし。 ラーミアにちょっと乗ればものの数分で簡単に世界一周できてしまうと、うーん、なんだかなぁって思ってしまうところもあるわけでw で、実際にラーミアみたいな能力を持ったやつが居るのですけど・・・ まあ、他のキャラクターの能力も強力なので、あまり目立たなかったりするんですけどね。 そもそも、いつでも自由に好きなところに行けるわけではないですし。 他の多くのワーカープレイスメントと同じく、プレイヤー同士の相互干渉は比較的薄めですけど システムが達成感をもたらしてくれる感じがする。 そういう意味ではシステムを相手にしている感じと言えなくもないけれど、ヘルウィグよりはこっちの方が面白いかもしれない。 他に気になったところというと、追加アクションの処理がちょっと冗長かな。 もう少しシンプル・スマートにプレイしたいかな〜 2015/10/10JohnnyBet ツイート