たっくんのボードゲーム日記

No.14
ストーンエイジ
Stone Age
プレイ人数:2 - 4
プレイ時間:約60

ルール難易度 普通、特に難しい点は無い
日本語化 不要



プレイヤーは原始人となり、初めは5人の家族の食料を確保するところから始める。
余裕が出てきたら、木や石を取りに行ったり、家族を増やしたりする。
で、取って来た木や石などの資材を使って家を建てたり、文明を発展させて勝利ポイントを得る。

概要はそんな感じかな。


サイコロをたくさん使うゲームなのでダイスカップがついてくる。
皮製で本格的。




ボード全景


家族(ゲームスタート時は5人)をいろいろな場所に派遣して、いろいろなものを取ってくる。
左上の草原は食料、森は木、森の右がレンガ、石、金となっている。


草原で食料(1とか5とか10とかのチップ)


青が1人、赤が2人、緑が3人食料調達(狩り)に派遣されてます


森では木、レンガ切り出し場でレンガ




採石場で石、川で金をそれぞれ獲得できる




それぞれの場所に派遣した人数と同じ数のサイコロを振って
出た目の合計で獲得できる資材の数が決まる。

食料は2につき1つ
木は3につき1つ
レンガは4につき1つ
石は5につき1つ
金は6につき1つ、となっている

たとえば、森に3人派遣すればサイコロを3個振ることができ
出た目の合計が13なら、木を4つ獲得できる(3で1つなので)


この小屋に2人派遣すると、次のターンから家族が1人増える。


派遣された2人の性別は不明・・・



このゲームではターンごとに家族全員分の食料が必要になり
足りない場合は罰点になってしまう。
しかし、開墾をすると写真の食料チャートを上げることができ
マーカーが置いてある分の食料をまかなうことができる。


赤と青のプレイヤーは3人分の食料を確保できる。
家族が5人なら、あと2人分の食料を狩りで確保しておけば良いことになる。

つまり最初は狩りで食料を確保するが、開墾が進むと次第に
食料には余裕が出てきて、人を別の資源獲得へ向かわせるのである。



で、獲得した資源を使って家を建てていく。
左上に書いてある数字が獲得できる勝利点で、下に書かれているのが必要な資材。
左下の家なら、レンガ2つと金1つが必要ということ。


ちなみに、左から3つ目の得点が?になっている家は
必要な資材を見ると4と書かれている。
この家は、好きな資材を4つまで使って家を建てることができる。
得点は使った資材の価値で決まる。当然、金をたくさん使えば得点が高い。
ゴージャスな黄金宮殿を建てよう(笑)



もう1つ、資材を使って文明カードを手に入れることもできる。


文明カードは、開墾度や家族の人数に応じて得点が入ったり
別の資材をもらえたりする。


建てた家(家カード)や、文明カードはプレイヤーごとの小ボードに移動する。


ちなみに、左上の石斧(道具)はサイコロの出目にプラスすることができる。
4の道具を使えば、サイコロの出目が12なら16という風に。
しかも使い捨てでは無いので重要な要素。
この道具も道具作り場という場所に人を派遣することで獲得することができる。
序盤は、この道具作りと開墾がキーになる。


最終的に、最も多くの得点を得たプレイヤーの勝ち。





Tummelhofer, Michael

評価・・・

※評価の基準についてはこちら
テーマとゲームの内容は非常によくマッチしている。
雰囲気もあるし、コンポーネントのつくりも力が入っている。
しかし、ちょっと思考性の要素が少なすぎる。
ただサイコロで大きな目が出るのを期待するだけのゲームと言っても言い過ぎではないくらい。
一応、食料調達のさじ加減や、どの資材を取りにいくか
どの家や文明を手に入れるか、考えるポイントが無いわけではないが。
そういう意味では、ちょっと冗長な感じもする。
軽いゲームならもうちょっとプレイ時間が短くてもいいかなと。
でもまぁ、楽しめなくはないので評価はCで。


JohnnyBet



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