No.280
スプリングフィーバー
Spring Fever
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プレイ人数:3 - 6人
プレイ時間:約30分
プレイ時間:約30分
ルール難易度 普通、特に難しい点は無い
日本語化 不要
ブラフ系カードゲームです
花カード30枚
いろんな花が描かれていますが、すべて3点です。
マイナスのカードもあります
-1点は15枚あります。
しかしマイナスのカードの中には、枚数は少ないものの
かなり大きな数字のカードもあります。
1枚しかないのだが、-10点が一番大きいマイナスカード。
最初に1枚ずつ3点のカードを受け取って、自分の前にオープンにして置きます。
残りは山札にしてテーブルの中央に伏せて置きます。
最初にスタートプレイヤーは、山札から4枚引きます
それで、この4枚の中から最もマイナスが大きいカードを
自分の前に1枚置かなければならない。
ただし、ここでウソをついてもいい。
たとえば、「マイナスカードは1枚も持ってません」と言い張って
3のカードを置いてもいい。
置いたら残りの3枚は伏せたまま左隣のプレイヤーに渡すのだが
カードを渡されたプレイヤーは
「本当に一番大きいマイナスカードを置いたのかどうか?」を考えます。
もし正直に置いたと思ったなら、渡された3枚のカードを
他のプレイヤーに見られないように受け取って
さらに山札から1枚引きます。
それで同じように、4枚の中から1枚選んで自分の前にオープンにして置き
残りの3枚を左隣のプレイヤーに回していきます。
・・・しかし、ウソをついていると思ったら
「ダウト!」と言います。
ダウトと言われたら、渡した3枚のカードをオープンにします。
で、ウソを見破られたorダウトに失敗したプレイヤーが
ペナルティを喰らいます。
まず、オープンにされた3枚の中のマイナスカードを
すべて自分の前に置かなければならない。
さらに、ウソを見破ったorダウトを失敗させたプレイヤーは
1.自分の前に置かれているマイナスカードを1枚押し付ける
2.プラスのカードを1枚奪う
このどちらかを選択することができる。
いずれにしても、カードを渡されたプレイヤーは残ったカードを取って
山札から4枚になるまでカードを引きます。
で、一番マイナスの大きいカードを1枚置いて、残り3枚を
左隣のプレイヤーに渡して、という流れ。
手札を4枚にできない(山札が足りない)場合は、ゲーム終了。
手番プレイヤーは、カードを公開して一番マイナスの大きいカードを自分の前に置きます。
残りのカードは無効になります。
自分の前に置いたカードの点数の合計が最も多いプレイヤーの勝ち
★一番最初だけ・・★
ゲームの最初に、山札から4枚引いたプレイヤーにだけ次の2つの選択肢があります。
1.その4枚でゲーム開始する
2.その4枚を捨て札にする
1.を選択した場合は、手札とは別に山札から4枚引いて中身を見ずにそれらをゲームから除外します
2.を選択した場合は、4枚のカードを捨て札にして、山札から新たに4枚引いて手札にします
捨て札にしたカードは山札と混ぜてシャッフルし、その上で1.と同様に
4枚引いて中身を見ずにゲームから除外します。
Friese, Friedemann |
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プレイ記
kunさん、JOSSさんと俺の3人プレイ 花(3点)を植えるJOSSさん うーん、まあ最初だし素直に信じてみるか ウソツキめ・・・くそ しかし、ここで熱くなってはダメだ マイナスも小さいし、ここは素直にカタツムリを置いて信用を勝ち取ることにする。 JOSSさん、今度は-4を置いた うーん、あれはさすがに正直に置いたっぽいな 渡された3枚 まあ、そうだよな 1枚引く うーん、どうすっかなー 花植えちゃうか さっき正直に出したし、ここは信用してもらえるかなと 結局、ウソをついて花を植える kunさん「ダウト!!」 マジで?なんでバレたんだろ。 相変わらずさらっと花を植えるJOSSさん なんか、ダウトって言いづらい くそ、オオウソツキめ・・・ この-10は、そーっとまわすことにする。 そーっとね kunさん「ダウト」 ごふっ kunさん「ほらー」 ブラフゲーム苦手じゃないんだけど、どうも今日はダメだな。 第六感が働かない・・ プラス点がどんどん伸びていくkunさん この-4点もあっさりkunさんに見破られました。 しかしやられてばかりではない 手札は全部花。しかしここで精一杯悩んだフリをする。 俺「うーん・・・・・」 kunさん「・・・」 kunさん「ダウト」 ワナにかかったw しかしですね、その-10点なんですが、1周して結局帰ってきました(T_T 結局、kunさんがぶっちぎり勝利 たっくんは、マイナス点でドベ
評価・・・
※評価の基準についてはこちら
んー、まあまあ良く出来てる部類のブラフゲーではありそうなんだけど。。 しかし・・・出されたものに対してウソかホントかを見破るという ゲームとしての本質だけを考えれば、これはごきぶりポーカーがあれば十分かもしれない。 ごきぶりポーカーでは味わえない何かというのがあまり感じられなくて 逆に欠点が目立ってしまっている気がする。 まず、カード構成が若干複雑という点。 ウソかどうかを見破る手がかりとして、カードの構成や枚数というのは 非常に重要な情報になる。 小さいルールブックに載ってる表をテーブルに出しながらプレイしていたのだが これは明らかにプレイアビリティが悪い。 どの種類のカードも8枚ずつで揃っているごきぶりポーカーと比べると その把握のしやすさがかなり違うと思う。 次に、ごきぶりポーカーと比べて場の一体感が希薄かな。 主に関係するのは両隣のプレイヤーであって、3人プレイであっても その手番の当事者でないプレイヤーは、ちょっと蚊帳の外という感じがした。 ウソかどうかを見破る2択のゲームなら、やっぱりごきぶりポーカーくらいシンプルな方がいい。 カード構成の把握とか、ちょっと余計なように思う。 あ、でも序盤にマイナスの大きいカードをわざと引き取っておいて 次手番のプレイヤーにプレッシャーをかけられるというのは ごきぶりにはなかった戦略要素かな? でもやっぱこういうゲームは、みんなで「ワッ」と盛り上がったところで勝敗が決まるような そういう展開の方が望ましいかなぁ。。 最後にチマチマ得点計算するのとか、あまりゲーム性とマッチして無いんじゃないかと。 どうなんでしょ? 2012/04/18JohnnyBet ツイート