No.359
古代ローマの新しいゲーム - スパルタクス
Spartacus
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プレイ人数:3 - 5人
プレイ時間:約10分
プレイ時間:約10分
ルール難易度 簡単な部類に入る
日本語化 不要
お手軽なカードゲームです 各プレイヤーは色を1つ選んで、1~10とB(計11枚)のカードを受け取ります。 まずスタートプレイヤーが手札から1枚出します それ以降のプレイヤーは、場に出されたカードよりも小さいカードを出していきます。 出したくない or 出せない場合はパスします。 (※パスした場合は一旦ゲームから離脱します) Bカードはいつでも出せます 最も小さい数字カードを出したプレイヤーが、場に出されたカードセットを獲得します 獲得したカードセットの合計が得点になります。 Bカードが入っている場合は、そのカードセットの得点が倍になる。 これなら、(9+7+5+4+3+1)×2 = 58点 ※獲得したカードセットは、1セットずつ分けておきます。 カードセットが獲得されたら、獲得したプレイヤーの左隣のプレイヤーが 新しいスタートプレイヤーになって、場に1枚出します。 そんな感じで、カードのプレイ~獲得を繰り返していきます。 手札が無くなったプレイヤーが出た時点でゲーム終了です。 そのとき場に出ているカードは、その時点で最も小さいカードをプレイしていたプレイヤーが獲得します。 獲得したカードセット単位で点数を計算して、それらを合計します。 手札に残ってしまったカードはマイナス点です これならマイナス9点 もちろん合計点のもっとも多いプレイヤーの勝利です。
評価・・・
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短時間ゲーだし、やれることもコンポーネントもルールも単純そのものなので まあまあ面白いんだろうけど、そんなにハマるような感じは無いのかなぁ と思っていたのだが・・ これ意外と奥深くて面白いですね。 これほどの遊びやすさ・プレイアビリティの良さでありながら これだけの面白さがあるというのは高く評価したい。 決して、見た目ほど単純じゃないんですよ。 他のプレイヤーの残り手札のカウンティング(特に1と2)以外にも トリックを取るか取らせるか、駆け引きの要素も十分ある。 トリックを取る・取らせるというのは、そのトリックをどの程度「美味しく」するかどうか ということでもあり、特に旗(B)カードの得点2倍効果の存在は非常に痺れる。 ルールブックにはバリアントルールも載ってるんだけれど 基本ゲームでも既に十分過ぎるくらい面白い。 どういう戦略が有効なのか、まだ勘所は全然掴めてないんだけれど というか、だからこそやりがいがあって面白いんですよね。 いいですねー、良いカードゲームだと思います。 でもAを付けるほどでは無いかな・・微妙に迷ったんだけど。 2013/03/15 ■追記 最近、これ4人でやってみたけど、すごく面白い。やっぱりAにします。 3人よりは、4、5人の方が良さそうかな。 手札は全員同じで、たったの11枚ずつ。山札も場札も無い。 1枚だけちょっと特殊なカードがあるけど、それ以外は1〜10の数字が書いてあるだけ。スートも無い。 これほど単純なコンポーネント、ルールも負けず劣らず超シンプル。 ゆえにちょっと地味な印象もあるゲームなんだけど、意外なほどの奥深さがある。 まず、誰が何を残しているか(特に1や2)を把握するのはとても重要。 1人分のカードの合計が55だから、点数的にも1ラウンドでそのくらいがボーダーラインになりそうな気がする。 でも、残った手札がマイナスになったり、点数を2倍にする旗カード(B)の存在があるので、そんなに単純じゃない。 大きい数字のカードは高得点の源だけど、強さとしては弱い。 というより、手札に残してしまうと大きなマイナス点になってしまう9や10は早く出して処分したいんだけど、そのためにはリードを取らなきゃいけない。 ところがリードになれるのは、前のラウンドでトリックを取った(得点を得た)プレイヤーじゃなくて、その左隣のプレイヤー。 つまり、なかなか狙ってリードを取ることができないので、大きい数字だけが手札に残ってしまうようなことになると手詰まりになってしまう。 なので、出すチャンスがあるならさっさと10や9を出すんだけど、それは大きな得点源になるのでできれば得点として取りたい。 でも、今、虎の子の1や2を出して取りに行くのが良いかどうかの判断が非常に悩ましい。 そしてそれ以上に悩ましいのが、旗(B)カードを出すタイミング。 もちろん、自分の得点にするために出すことができればベストだけど、自分にとって魅力的になれば当然それは他のプレイヤーにとっても同じになる。 誰かの手札が無くなったらゲーム終了で、他のプレイヤーの手札はマイナスなので、高得点カードをあまり出し惜しみしてると大きなマイナスになってしまう。 などなど、悩ましさのオンパレード。 オハイオというタイトルでリメイクされているらしいけど、これだけの面白さがあるゲーム、もう1回リメイクしてくれないかなー・・ 2019/03/09JohnnyBet ツイート