No.137
どうぶつしょうぎ
Let's catch the lion
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プレイ人数:2人
プレイ時間:約20分
プレイ時間:約20分
ルール難易度 簡単!
日本語化 不要
将棋を知ってる人には、ほとんど説明不要と思われるゲーム。 盤面は3×4マスしかない。 コマは4種類。赤いポッチが付いてる方向に移動できる。 つまり
ヒヨコ: | 前進あるのみ |
ゾウ: | 斜めにのみ移動できる |
キリン: | 十字方向にのみ移動できる |
ライオン: | 全方位に移動できる |
プレイ記
父と対戦。写真手前が後手番で俺。 ヒヨコを取ってきた、さて何で取るか ゾウで取る ヒヨコをゾウの頭に置かれたので、ゾウを戻す・・と お互い、キリンを前に出す 父のヒヨコが前進・・・ 父「王手!」 まあ、ゾウで取るわな ヒヨコが2匹。持ち駒数で有利になった よし、仕掛けるぞ。王手! ま、逃げるよね。 キリンを取られたので 取り返す よく分からんが、キリンが前進してきた んじゃ王手 あれ?詰み??? じゃないよ!、そうだよ取られるじゃん!!! まあいい。ニワトリに変身! 父「王手」 そりゃ、上に逃げるよ。 あらららら?? 逃げるが・・ 俺「あ・・・」 詰み。負けました。 もう一回! 結果 勝てねぇ・・・(T_T
評価・・・
※評価の基準についてはこちら
たったの3×4のプレイエリアと4種類しかないコマ。 この超シンプルと言えるルールとコンポーネントに かわいらしい絵柄のデザイン。 コマの動かし方も絵柄にデザインされているので 小さい子にもとても分かりやすいと思う。 対象年齢3歳~という設定の低さ。 それも特に女の子に興味を持ってもらいたいという意図が ひしひしと伝わってくる。 しかし、そんな子供向けを強く意識した至れり尽くせりのゲームなのだが ぱっと見た目の印象とは程遠いほどの奥の深さを持ち合わせていて 大人同士の真剣勝負のゲームとしてもとても面白い。 小さい子が遊べるもので、大人も真剣に遊べるというのは凄いことだと思う。 じゃあなんで評価Aにしなかったのかというと 簡略化されてはいるものの、本質は将棋と同じなので 99%実力差がはっきり出てしまうものだからだ。 なかなか小さい子と大人が双方とも真剣になって楽しむというのは難しい。 まぁ、そうじゃなかったら将棋じゃなくなっちゃって デザイナーの意図するところとは違ってきてしまうのだろうけれど。。 でもそういう面をプラスの方向に捉えれば、こんなに良く出来てるゲームもないと思う。 間違いなく将棋の基本を覚えるツールとしてはとても優れている。 加えて、ゲームスタートと共にいきなりクライマックスを迎えるため 1手1手がとてつもなく重く、言い換えると密度の濃さがすごい。 そういう将棋の醍醐味を手軽に味わえるという意味でも良く出来てる。 完成度、質等はとても高いレベルを持っていることだけは間違いないので ここまで来るともう好き好きかなと思う。 ガチのアブストラクトが好きな人には絶対オススメです。JohnnyBet ツイート
番外編
こちらは総木製のデラックス版です コマはこれまた立派な木製の箱に入ってます。 ボードの厚みも凄い コマを並べてみました コマたち 拡大 ■総評 これ、本来なら4~5000円くらいしてもいいと思う。凄い品質です。 カラーであるということと、コンパクトさを重視すれば標準版の方がいいのだけれど いやー、、でもねー この値段で、この出来栄えでしょ? 個人的にはもう迷うことなく、このデラックス版をオススメしたい。 木の良い香りもするし、これは間違いなく「本物」だと思う。 商品から作り手の情熱が伝わってきました。