たっくんのボードゲーム日記

No.209
インカの黄金
Incan Gold
プレイ人数:3 - 8
プレイ時間:約30

ルール難易度 簡単!
日本語化 不要

遺跡を探検してお宝をゲットするゲームです。



トルコ石(緑)・・・1点
黒曜石(黒) ・・・5点
黄金(黄)  ・・・10点



プレイヤーの選択肢は2つに1つ。
危険を承知で進むか、安全を重視して戻るか。



各プレイヤーは2枚のカードから1枚を秘密裏に選択して一斉公開します。



公開したら、探検カードを1枚めくります。



探検カードは、基本的に次の2種類で

お宝 ・・・ 青
危険 ・・・ 赤

上記のようにお宝カードだった場合は進むことを選択したプレイヤーで
均等に山分けします。


お宝は11で、4人プレイなら1人につき2ずつもらえることになる。



余った分は、めくった探検カードの上に置いておきます。


こうしてカードの上に置かれたお宝は、戻るを選択したプレイヤーで山分けします。
ただし1度戻ることを選択したプレイヤーは、もうそのラウンドでは何もできなくなる。

全員が戻ったら1ラウンド終了。
全5ラウンドでより多くのお宝をゲットできた人の勝ち。


めくられたカードが赤い場合は危険カード。



ただし、初めて登場した危険カードの場合は
それはまだ危険の予兆で、この段階ではまだ何も起きません。



黄色い枠のカードが1枚だけ入っていて、これは遺物カード。



これもお宝になるのだが、戻ることを選択したプレイヤーが1人だけだった場合のみ
ゲットすることができる。

2人以上、戻った場合はもらえない。

この遺物カードは、3枚目までは5点。4枚目以降は10点の価値がある。


こんな感じで危険と隣り合わせの探検が続いていき




同じ危険カードが2枚めくられてしまったら、そのラウンドは即ゲームオーバー。



探検を続けていたプレイヤーは、それまでそのラウンドで獲得していたお宝を全て失ってしまう。


ただし、戻ることを選択して確保したお宝は以降のラウンドの探検で失うことはなくなる。





Alan R. Moon
Faidutti, Bruno
プレイ記
COQさん、ちきさん、kunさん、海賊船さん、流さん、もぎさん、俺の7人プレイ




第1ラウンド おー1発目からお宝ざくざく



17なので、各自2つずつで余りが3


2枚目もお宝 盗掘者たちの冒険は続く




初めての危険カード



kunさん「俺、帰ります」

通路に置かれた4つの財宝を独り占めして、そそくさと地上に戻るkunさん。

えー、いくらなんでもチキン過ぎるんじゃないの~

ちきさん「でも7人プレイなら4つは、けっこう貴重かもしれないね」

そんなもんですかねぇ?


その後も財宝ざくざく。強欲魔人6人は全く帰ろうとせず。




3枚目の危険カード。そろそろやばくなってきたか?



しかし誰も帰ろうとせず。


その次の瞬間



一同「わーーー」

やっちゃった。欲かき過ぎ!俺も含めて(笑

kunさん以外、全員没収。



次のラウンド、前ラウンドがまあ、あんなんだったので今回は早めに帰ってみる。



すると、その後遺物カードが出現。

一同「おーーー!」

場がちょっと盛り上がる。



この遺物は、みごとCOQさんがお持ち帰りに成功。



まぁ、俺は指をくわえて見てるだけなんだけどさ^^;



第4ラウンド この時点で残っているのは4人



危険カードもまだ2枚だし、これはまだまだ全然いけるだろー と思っていた。

今戻ってもあんまり旨みも無いしさー。


そそくさと帰っていくチキン達を尻目に、俺はGO!




この時点で残っているのは3人 11だから1人3つずつだな。



なかなか美味しいことになってきたぞ。


今のところゲットしているお宝は10個



そしてついに、俺の1人旅状態になる

kunさん「たっくんさん、もう好きなだけ探検カードめくっていいですよ」

よーし、行くぞ!


ぺろん←カードめくった






キタ━━━(゚(゚∀(゚∀゚(☆∀☆)゚∀゚)∀゚)゚)━━━!!!



なんと14個独り占め!

俺「もちろん帰る、帰りますよー!!」


このラウンドだけで大量26点ゲット



やったね


しかし調子に乗るとロクなことにならない


第5ラウンドは、この時点で



1人そそくさと退散。

ちきさん「くそー、あれに勝つには俺たちはもう進むしかないんだよな」

そして次の瞬間、同じ危険カードが2枚連続で出てゲームオーバー

俺以外の全員ぼっしゅうと。

もぎさん「最高のタイミングで帰りましたね」

自分でもオドロキです^^;

ま、時の運ってことで



第4ラウンドのアレが効いて圧勝でした。

たっくん:41点 ちきさん:18点 kunさん:18点
もぎさん:16点 COQさん:15点 流さん:14点 海賊船さん:6点


プレイ記2
6人プレイ 今回はリメイク元の「ダイヤモンド」でプレイしました




ダイヤモンドでは、各自1つずつプレイヤーコマを持って

コマを握る   ⇒ 帰る
コマを握らない ⇒ 進む

という意味になっています。


今帰ってもけっこう美味しいな。。




せーのどん!


あ、3人も帰ったw


この時点でもう残り2人だけ


ちょっとチキン過ぎるんじゃない?^^;


YGさんとの一騎打ち


まだまだ2人とも帰らない


なんかが爆発した さあどうする




YGさん撤退


さあ、ここからは1人旅


そろそろかなりヤバくなってきたのだが、今帰ってもあまり美味しくない


さらに進む


17金キターーー!!




帰りますよー 全部で20金ゲット




第2ラウンド まだ探検カードは3枚で7金しかないのだが


ちょっとやばそうだな・・



帰ることにする


でも、俺だけじゃなかった(T_T


もはや進むしかなくなってしまった人たち




しかし毒ガス2枚目でアウト!




3ラウンド目 最初に出た7金を疾風のごとき速さで持ち去った人が1人w


俺じゃないよ(笑


もちろん、こんな状態で帰っても美味しくないので・・・




3、9と出て今のところ12金




帰ることにする


しかしバッティング 6金ずつか
あんまり美味しくなかったな。


その後




残った方々は




全く帰ろうとせず




とうとうお宝の本丸が登場




ま、ここまで来れば帰りますよね


やべー、かなり差をつけられちゃったかな



次ラウンド


こうなったらもうとことん突き進むしかないな


しかしそれはみんな同じ


誰も降りない



15が出ても誰も帰らなかったのだが


サソリが出た瞬間、3人トンズラ



一騎打ち勝負!





しかしこれは失敗


落石に阻まれてアウト


最終ラウンド 場には7金


いきなり帰る人が・・・


爆発しようがなんだろうが、進むったら進む!




んーーー




帰る


しかし3人も、、美味しくねー


ツエツキさんの1人旅になったのだが


あえなく2枚めのサソリが出てアウト


■結果

たっくん36金




YGさん「私、37です!」


たっくん「うわー、1差で負けたか」


イズナさん「ふふ、私40なんですよ」


なんと。。。いつの間にそんなに。。

イズナさんの勝利でした。



評価・・・

※評価の基準についてはこちら
ダイヤモンドのリメイクなのだが、まずテーマというか
コンポーネントのデザイン的にはこっちのが好きかな。
特に危険カードの恐怖感というか、リアルな感じがいい。

結局ただの運ゲーでしょ?という声があちらこちらから聞こえてくるのだが

まぁ、否定はしない。

確かに運の要素は強いと思う。

けどね、快感なんですよ。

多人数プレイで皆が引き返した後、残った少人数で宝石の大量ゲットに成功した瞬間が。
特に独り占めだったりするとそりゃもうって感じ。

3人~となっているけれど、できれば5人~くらいでプレイしたいところ。


それと、いつ引き返すか?というのは、簡単なブラフやバッティングの
要素もあって、この辺はまんざら運だけというわけでもない。

特に遺物カードが出てくると場が盛り上がる。

進むか戻るか、これ以上無いくらいにシンプルな2択の中にこれだけの
要素があるというのは、なかなかすごいことだと思う。

手札は同時公開するので、人数が増えてもダウンタイムにほとんど影響無いのもいいところ。

7人~の多人数ゲーとしては、なかなか貴重な面白さがあると思う。


■追記

前言撤回。これダイヤモンドの方がいいな。
プレイ記で使ったのは北欧版なんだけど。

コンポーネントが良くできてる。
特に宝石コマ。プラスチック製なんだけど全然チャチくない。
カードのデザインもこっちの方が味があるような気がする。

あと、進むか戻るか カードを使うよりコマを使った方が分かりやすいな。
わざわざカード2枚にしなくていいと思う。しかもデザインが似てて分かりづらいし。

2択なんだからコマ1つ握るか握らないか、それで十分。
唯一の欠点は箱が無駄に大きいことかな。
持ち運ぶときは箱から出した方が良さそう。

2013/02/01





JohnnyBet



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