No.395
サメ警報
Hai-Alarm!!!
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プレイ人数:2 - 5人
プレイ時間:約15分
プレイ時間:約15分
ルール難易度 普通、特に難しい点は無い
日本語化 不要
カードゲームです。 カードの枚数は64枚あるのだが カードの種類としては、たったの2種類しか無い サメかイルカか 描かれている絵柄は1枚ずつ違うけれど、ゲームとして意味を持つのはサメかイルカかという部分だけ。 カードの構成としては、サメとイルカが32枚ずつ。 手札は常に3枚 手番では、3枚の中から1枚選んで伏せて自分の前に置くか 以前の手番で出したカードを1枚オープンにするか とりあえず基本は、この2つのどちらかを選びます。 伏せて出した場合は、山札から1枚引いて手札を再び3枚にします。 で イルカを7枚オープンにするか オープンにしたサメの枚数がトップで且つ、2位と3枚以上の差をつける このどちらかで勝ちです ただし、イルカ7枚の場合は無条件で勝利ですが サメを3枚以上差でトップの場合は、他のプレイヤーは、自分の伏せているカードの中から連続5枚、イルカをオープンにすることができれば阻止することができます。 阻止出来れば、その阻止したプレイヤーが勝利となります。 ただし、阻止するには自分のカードが1枚もオープンになっていないことが必須条件です。 サメかイルカか、どっちかをたくさん集めれば勝ちなのだが・・ 手番でできることは ・手札から1枚伏せて出す ・伏せてあるカードを1枚オープンにする これ以外に第3の選択肢として ・他のプレイヤーの伏せてあるカードを1枚横取りする というのがあります。 ただ、これをやるには条件が1つあって 1枚以上のサメをオープンにしていること サメをオープンにしてなければ他のプレイヤーの伏せカードを取ることはできません。 で、取ったカードはすぐにオープンにして自分の前に置きます。 このとき ■取ったカードがサメだった場合 取られたプレイヤーは、山札から1枚伏せた状態で自分の前に置きます(カードを見ることはできない) ■取ったカードがイルカだった場合 取られたプレイヤーは、取ったプレイヤーの前からオープンになっているサメを自分の前に置きます 一応ルールとしては、こんなところ
Cantzler, Christoph |
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Wrede, Anja |
プレイ記
5人プレイ 初プレイで、どうすればいいのか良く分からん イルカばっか とりあえず、ガツガツイルカを出すか 誰もオープンにしようとしない ようやくフォルテさん 「サメです」 その後も、ちょっとずつオープンになっていくのだが 俺はまだ1枚もオープンにせず フォルテさんのサメ警報が発令! そして俺が阻止して勝ち 2回戦目、なんとなく分かって来たぞ 手札がイルカだらけでも、イルカを引かせりゃサメがもらえるわけだ でも、イルカ集めしてるときにそうなっちゃうのはうまくない 今回は2枚目からオープンにいく 狙うはイルカ7枚オープン まあ、そんなにうまくいきませんが あれ、たっくん(中) けっこうイルカオープンにしてるなぁ いつの間にやら、ツエツキさんとサメのトップ争い状態に突入 このあとどうなったかは忘れました^^;
評価・・・
※評価の基準についてはこちら
コンポーネント構成のシンプルさの割にはけっこうルールが複雑に感じる(とは言え、簡単な部類だけど)
ともあれ、カードが2種類しかないってのはそれだけでも凄いと思った。
加えて、ルールも良く練られてて良く出来てると思う。
たぶん、1回やっただけじゃなんだか良く分からないと思うので、やるなら3〜4回くらい連続でプレイしてみて欲しい。
フワフワした不思議なプレイ感なんだけど、明確なジレンマ要素があって
たとえば、サメを集めてるときに、同じようにサメを集めているプレイヤーの伏せてあるカードは
何となくサメっぽかったりするので、でも取ってみると実はイルカだったとか。
で、そうするとサメを1枚取られてしまうので、あっという間にサメ2枚差がついてしまい
あともう1枚サメをオープンにされてしまうと・・・みたいな感じ。
これ、たぶん初心者向きでは無いと思う。
なんだか良く分からないうちに終わってしまって「ふーん、で何?」みたいなことになってしまう可能性がありそう。
面白さが、地味というかアナログゲーム熟練者好みの渋い味。
そうだな、、複雑で重たい長時間ゲーを存分に堪能した後にやってみるのが良いかも。
しかし、こんなルール良く考えたな・・っていう感じのオリジナリティは高いしシステムとしてもとてもうまく機能してる。
これは、ゲーマーにオススメしたい1作。
2014/02/09
JohnnyBet
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