たっくんのボードゲーム日記

No.288
フィット
Fits
プレイ人数:1 - 4
プレイ時間:約30

ルール難易度 普通、特に難しい点は無い
日本語化 不要



1人分のコンポーネント一式


最初にはっきり言ってしまおう。

どこからどう見ても「テトリス」です。


こういうカードがあって場に山札にしておきます。




で、1枚めくる




全員、めくられたカードに描かれたのと同じ形のブロックを取って


ボード上部の任意の場所から


まっすぐ下に落とします




次も同じように、めくられたカードと同じ形のブロックを




テトリスと同じように隙間ができないように積んでいきます。




ただテトリスと違って、上から真っ直ぐ下に落とすだけなので




こういう風に、途中で横にスライドしたりするのはNG






なのだが、めくられたカードのブロックを置きたくないと思ったらパスできる

しかし置きたくないからと言って、あまりパスばかりしていると
ボードをブロックで埋めきることができずにマイナス点につながってしまう。


カードが全部めくられたら1ラウンド終了で


空いている箇所のないライン1つにつき1点
(テトリスで言うところの、消えるライン)


埋めることができずに空いてしまった場合は、見えてしまっている●印1つにつきマイナス1点




各ラウンドの最初に、紫色のバックのカードを1枚ずつ受け取ります




これは各プレイヤーごとの最初に置くブロック

こうして、プレイヤーごとに最初から状況に差をつけた状態でスタートすることで
他人の真似をするだけというようなプレイを防いでいる。


各ラウンドで違うバックのボードを使います。




数字付きの○は、ゲーム終了時に空けておくとその数字分のポイントがもらえる


しかし、プラス点ばかりではなくマイナス点の場合もある。


第4ラウンドでは数字ではなく記号がついた○が2つずつペアで配置されていて


ラウンド終了時に

ペアの記号が両方見えていると+3点
片方しか見えていないと-3点
両方ふさがれていれば0点

という感じで、合計点の多いプレイヤーの勝ち





Knizia, Reiner

評価・・・

※評価の基準についてはこちら
これは無いな。。つーかホントにクニツィアデザインなの?これ。

なんでゲーム大賞にノミネートされたんだろ。。

まんまテトリスとしか思えない。

まあ、うまくアナログゲームとしてアレンジされているんならいいんだけど
テトリスでは味わえない面白さがない。

極めて他のプレイヤーとのカラミが希薄で、まったくつまらなくはないんだけど
少なくとも多人数でプレイする意味をほとんど感じない。

ウボンゴのような達成感や爽快感もない。

あちらもソロプレイっぽさはあるんだけど、「他のプレイヤーより早く完成させる」という
競争性くらいのものはある。

せっかくのノミネート作なので、何か1つくらいは褒めたいんだけどなかなか言葉が出てこない。

まあ、ストイックなパズルとしてみればまったくダメではないかもしれないので
一応その辺を考慮したいところではあるが・・


2012/05/25


JohnnyBet



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