No.147
引き潮と満ち潮
Ebbe & Flut
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プレイ人数:2人
プレイ時間:約50分
プレイ時間:約50分
ルール難易度 普通、特に難しい点は無い
日本語化 不要
コンパクトな2人用カードゲームです。 とりあえず「境界線カード」というのが10枚。 このカードにそれほど深い意味は無くて、こんな感じで 5枚ずつ縦に並べる。 これがゲームフィールドの右端と左端を表してて ホントにそのまんまの意味で境界線をつくる。 で、メインの満ち潮カード(青)と引き潮カード(黄) それぞれA1~E5まで25枚ずつ。 プレイヤーは片方が満ち潮側、もう片方が引き潮側のカードをもらいます。 受け取った25枚のカードは良くシャッフルして5枚ずつの山にして 写真のように自分の前に並べて置きます。 この5×5のフィールドを使ってゲームをします。 右下の3マスをターゲットフィールドと言います。 つまり、相手のターゲットフィールドは自分から見て左上になる。 ゲームの目的は相手のターゲットフィールドに自分のカードをたくさん入れること。 やり方は、 ①5つの山のうち好きな山から1枚引く ②引いたカードを自分のターゲットフィールド3マスのうち、好きなところに置く で、このゲームの肝となるルール 縦列および横列に同じアルファベット、または数字のカードが2枚以上存在してはいけない たとえば、この例だと「A」が同じ縦列に存在しているので 左にスライドさせる つまり縦列に同じ数字やアルファベットがあったら左に 横列なら上に移動させて、相手のターゲットフィールドを目指します。 1回の手番で移動できる限り何枚でも移動可能で、ターゲットフィールドあるいは 境界線に入ったカードは取り除きます。 相手のターゲットフィールドに入ったら・・ 取り除く。これで1勝利点! カード山が無くなっても移動させることができるかぎり続けます。 お互い移動できなくなったらゲーム終了。
Werner, Wolfgang |
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評価・・・
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うーん、、つまらなくはない。 でもこのプレイ感にしてはちょっと時間がかかりすぎ。1時間強くらいかかったかな。 ソリティアみたいなもんかな、いちおうカラミらしいものもあるけれど 基本的には1人ずつあーだこーだ考えてる感じだ。 あまり対戦ゲームという感じはしない。 思考がけっこう重くなりがちな上に時間がかかるのでけっこう疲れる。 少なくとも2回連続でプレイしようとは思えない。 割に単調なんだよね、重たい割に。 あ、こういう手もあるかみたいなパズルチックな楽しさはあるんだけど。 でも2人で、敢えてこれを頻繁に遊ぼうとは思えないかなぁ。 むしろ1人でやってたほうが楽しいかもしれない。 1人用ルールもついてることだし。 ただ、システムの発想そのものは非常にユニークなものがあって面白い。 潮の満ち引きがカード1つでよく表現されていると思う。 ノミネートされたのは、そのへんの斬新さが評価されたのかな。 しかしねー、疲れる割には充足感みたいなものが足りないんだよねー。 たくさんのカードを移動させられたときには、爽快感みたいなものは ちょっとはあるんだけど。。 あと、カードを頻繁に並べては動かすので、カードが雑に並びがちで 見た目にあまりキレイじゃないかもしれない。 2人用ゲームの割には、あまり勝ったとか負けたとかそういうところが気にならない。 そういう意味ではちょっと不思議な感じのゲームとも言えるかもしれない。JohnnyBet ツイート