たっくんのボードゲーム日記

No.548
ドミノ - カンテット
Domino - Quantette
プレイ人数:2 - 4
プレイ時間:約30

ルール難易度 普通、特に難しい点は無い
日本語化 不要

基本ルールは ドミノ - ドロー と同じです。ダブルシックスのセットを使って遊びます。

ドローと違うのは、
・ダブル牌から4方向に分岐できる。
・牌を置いた時に端の目の合計を5の倍数にすることができたら点数がもらえる。
 ※点数は、目の合計÷5
・アガった人(チーム)は、負けた人の手持ち牌の目の合計を5で割った分の点数をもらえる。
こんなところでしょうか。


手番で1枚出して上のような状況なら、端の目の合計は2+3+2+3=10
なので、10÷5= 2点 もらえます。



この場合は、端は5と3なので合計8。
5の倍数ではないので点数はもらえません。



次に、4−2を出せたとすると端の合計が10になって2点もらえます。



ダブル牌が端になっている場合は、両方の目を合計します。
5+5+2+3=15
15÷5=3点です。



こうなったら、ダブル牌は端ではなくなります。


3+3+2=8 で点数はもらえません・


2人プレイでアガったときこの2枚を相手が残していたとすると、
目の合計は21なので、21÷5=4 余り1で
4点もらえます。(端数切り捨て)



先に35点に到達したプレイヤーの勝ちです。



もう少し、例を出してみます。 最初に5−5を出したとすると、これが端扱いになるので5+5=10 10÷5=2点もらえます。 これに対して、5ーブランクを付ければ、端は5+5+0(ブランク)で10なので、やはり2点もらえます。 この後こうなれば、同様に2点です。 最初に2−3から始まった場合は、端の合計は2+3=5 5÷5=1点です。 こうなったら3+4=7なので、0点です。 ダブル3を付けることができれば、合計10で2点になります。 3−1を付けて合計5になったので1点です。 3ーブランクを付けて1点。 6−1を付けて合計10で2点。 合計14、0点です。 20! 4点です。 こんな感じ ファイブアップなど、別名称で呼ばれることもあるみたいです。

評価・・・

※評価の基準についてはこちら
非常に面白い!

とっつきやすさは ドミノ - チキンフット の方が上と思うけど、ある程度ゲーム慣れした人にはこっちの方が面白いかも。
5の倍数とか割り算とか、最初は面倒くさく感じるところがあるけれど少しやって慣れてしまえば気にならなくなる。
アガったの点よりも途中でもらう点数の方が大きい場合も多く、そういう場合は大体ダブル牌が絡んでいるのだけれど
ダブル牌が出てこない展開の場合は、ドミノ - ドロー のように大量の牌を引かされてしまうこともある。

そういう戦略的な面白さもあるし、単純にどの牌を出したら5の倍数にできるかを考える数学的な楽しさもある。

他のプレイヤーが山から牌を引いたときは、何を持っていないかが分かるのでかなり重要な情報。

と、まあチキンフットみたいにダブルブランクを残してたらマイナス50点みたいな派手さは無いけど、、

ドローやチキンフットで物足りなくなってきたら、これをやったら良いのかな。

2017/10/28


JohnnyBet



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