No.603
カンパニーレ
Campanile
|
|
プレイ人数:2 - 5人
プレイ時間:約30分
プレイ時間:約30分
ルール難易度 普通、特に難しい点は無い
日本語化 不要
5つの塔を高くして、どれがより高い塔になるかを予想するゲームです。 最初にこんな感じで、塔の土台となるカードを5枚並べます。 これが塔を高くするための塔カード 塔を高くするには塔カードを上に置いていくのだが 置き方に3種類あって 1段高くする 2段高くする 3段高くする 要するに高くする高さを1~3段の幅で選べます こんな感じで塔は高くなっていく 手札は3枚。手番では1枚選んで、いずれかの塔を高くします。 塔カードを置いたら 場の表向きになっている3枚の中から1枚引いて補充します。 場札はプレイ人数によらず、3枚です。 塔カードは良くシャッフルして山札にしておくのだが 2人プレイのときのみ、1種類の塔につき6枚ずつ抜いておきます。 (3~5人プレイでは60枚全て使う) 塔カードの山札には「中間決算」と「最終決算」のカードを混ぜます。 混ぜ方は 中間決算:山札の大体半分くらいのところに入れる 最終決算:山札の底から10枚取って、最終決算カードを 混ぜて良くシャッフルし山札の底に戻す さて、勝負の決め方であるが・・ とりあえず、勝利点チップ 1~6まであります。 各プレイヤーは色を1つ選んで、こういう影響マーカーセットを受け取ります 価値1が5個ずつ、価値2が3個ずつ、価値3が1個ずつ この影響マーカーを手番で塔カードを置いた後、任意で1つ置くことができます。 置く場所は写真のような感じで、各塔の下に置きます。 このとき、影響マーカーの置き方にちょっとした制限があって ・現在、場にオープンになっている3枚の塔カードのいずれかと同じ塔の下にしか置けない ・置く影響マーカーの価値は、その手番で塔を高くした段数と同じでなければならない ・1回の手番で置けるマーカーは1つだけ つまり、価値3の影響マーカーを置くときは塔カードを置くときは、3段高くしなければならない。 そして、場札がこんな感じであれば、青い塔か白い塔の下にしかマーカーを置けない。 2枚の決算カードが出たときは、プレイを中断します。 まず、旗カードを塔の高さに従って置きます 高い塔には高い数字の旗カードが置かれます。 ※高さが同じ場合は、場にオープンになってる3枚のカードにより近い位置に置かれている塔が高いとみなされます。 大抵の旗カードには数字が2つ書かれているのだが 大きい数字:その塔に置かれている影響マーカーの価値の合計が最も大きいプレイヤー 小さい数字:その塔に置かれている影響マーカーの価値の合計が2番目に大きいプレイヤー という感じで、旗カードに書かれているのと同じ数字の勝利点チップをもらえます。 影響マーカーの合計が同点の場合は、先に影響マーカーをその塔に置いたプレイヤーが優先されます。 こんな感じで、茶色との塔と、青と白のシマシマの塔に影響マーカーが置かれていたとき 旗カードがこうだったとすると・・ 勝利点チップの分配は、こうなる 中間決算が終わったら旗カードは取り除いて、ゲームを続行します。 同様に、最終決算カードが出たら旗カードを置くのだが カードの内容がちょっと違ってます。 ちなみに、中間決算のときには一番低い塔には勝利点の分配がありません。 最終決算が終わったとき、最も勝利点を獲得したプレイヤーの勝ちです
Kuhn, Hanno |
---|
Kuhn, Wilfried |
評価・・・
※評価の基準についてはこちら
かなり地味なゲーム。派手さとか盛り上がり要素とか気楽な感じの楽しさとか分かりやすさとか、そういうのはほとんど感じない。 でも、影響マーカーの出し方、カードの出し方、場札の状態それぞれが連動してて地味ながらじんわり来るジレンマが意外なほど良く効いてる。 ゲーム慣れした人向けのゲームという印象かなぁ。万人向けではないと思う。 でもこういうの嫌いじゃない。じりじりと焦ったいくらい静かにゆっくりと進行する。 強烈ではないけれど途切れることなく続く細かいジレンマがある。 これやっぱプレイ記が無いと伝わりにくいかな。(次やるときは忘れずに写真撮ろうと思う) 20年以上前のゲームでプレイ感自体も時代を感じるんだけど、今のゲームにはなかなか無い良さがある気がする。 エルグランデ が大賞に選ばれた年にノミネートされてるんだよね。 これが大賞だったとするとかなり違和感があるけど、ノミネートと言われるとすごく納得してしまう感じがある。 プレイ人数は3か4くらいが良さそうかな。少なすぎても多すぎてもうまく無いかもしれない、おそらく。 2020/09/20JohnnyBet ツイート