No.210
バサリ
Basari
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プレイ人数:3 - 4人
プレイ時間:約50分
プレイ時間:約50分
ルール難易度 普通、特に難しい点は無い
日本語化 不要
ボード全景。1周28マスのコースが描かれていて、それぞれ好きな場所からスタートします。 誰かが1周したら決算で、3回決算を迎えたらゲーム終了。 一番外側のトラックは得点チャート。 1人分のコンポーネント 4種類の宝石を3つずつと、サイコロにコマ。 平べったいのは、スタート位置を示すマーカー。 一番右のは、得点マーカー。 これらを最初に受け取ります。 ラウンドの最初に、それぞれ自分のコマを好きなマスに置きます。 コマの下にはスタートマーカーを置きます。 まず全員一斉にサイコロを振ります で、出た目の数だけコマを進めます。 次に、各自3枚のアクションカードの中から秘密裏に1枚選択します。 左から 1.サイコロをもう1回振る 2.勝利ポイントをもらう 3.宝石をもらう となっていて まずサイコロだが サイコロを振って、、出た目の数だけコマを進める。 プラス、6-サイコロの目の勝利点がもらえる。 つまりサイコロの目が2なら、コマを2マス進めた後 6-2=4点もらえる 2.勝利点 勝利点のカードを選択した場合は 自分のコマがいるマスに書かれている数字の勝利点がもらえる。 この場合なら4点 3.宝石 宝石を選択した場合は 自分のコマがいるマスに描かれている宝石がもらえる。 この場合なら緑の宝石(エメラルド)3つと黄色(トパーズ)1つ。 ■決算 誰かが1周したら決算です。(自分のスタートマーカーのマスに戻ったら) 各4種類の宝石について最も多く持っているプレイヤーが表の得点をもらえます。 例えば、赤(ルビー)を一番多く持っているプレイヤーは14点もらえる。 同点の場合は得点を等分(端数切捨て)します 同じように黄色(トパーズ)を最も多く持っているプレイヤーは12点 青(サファイア)は8点 そして、コマを1周させたプレイヤーにはボーナスの10点が入ります。 宝石で得点を得たプレイヤーは、その宝石を3個ストックに返します。 例えば、サファイアで8点を得たプレイヤーは サファイアを3個返します。 持ち数が3個より少ない場合は全部返します(マイナスにはならない) それ以外の宝石は次ラウンドに持ち越します。 さて、、、ここからがこのゲームの中核 先のアクションカード(サイコロ、勝利点、宝石)の選択だが これは1つにつき1人しか実行できないのである。。 アクションは、3つしかないので、4人プレイなら必ず バッティングという状況が起こります。 で、バッティングしたらどうするのかというと 当事者同士で、どちらがそのアクションを実行するか交渉をします。 (3人以上でバッティングしたら誰もそのアクションを実行できない) 「サファイア1つあげるからアクション譲って」とか ここで交渉が成立すれば、それはそれでいいのだが 逆に、「いやいや、サファイア2個出すからそっちこそ譲って」という風に逆提示できる。 このとき、 ①相手よりも多い数(宝石の種類は関係ない)を提示する ②提示された数は同じで、宝石の価値を上げる という2種類の提示方法がある。 つまりサファイア2個という提示を受けたら 「じゃあこっちはサファイア3個」(数を上げる)と切り返してもいいし 「じゃあエメラルドを2個」(価値を上げる)でも良い ちなみに宝石の価値は 赤(ルビー)>黄(トパーズ)>緑(エメラルド)>青(サファイア) となっている(得点表の順番と同じ) このバッティングと交渉が、このゲームのキモ。 3回決算をやったらゲーム終了で、もっとも勝利点の多いプレイヤーの勝ち。
Staupe, Reinhard |
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プレイ記
ちきさん(黒)、もぎさん(灰)、kunさん(茶)、俺(肌色)の4人プレイ サイコロ振って、注目の最初のアクション選択。 他の人のマス、宝石少ないからここは俺が宝石でいってみるか。 俺「じゃいきますよ」 俺「せーので」 俺「宝石」 kunさん「宝石」 もぎさん「宝石」 ちきさん「勝利点」 げげっ^^; 今回は、俺は勝利点7か。 せーので 俺&kunさん&もぎさん「勝利点」 妙に気が合う3人(笑 その横で、1人ホクホクのちきさん。 くそぅ。。 ルビー2つにトパーズ1つ。これは欲しい!欲しいったら欲しい! まあ、がっつりカブりますわね。。(T_T kunさんと、もぎさんがサイコロでバッティング kunさん「これでどうですか?」 トパーズ1つ差し出した模様・・ おっと、いけね。 俺とちきさんも勝利点でバッティングしてるんだった。 俺「サファイア1個でどうです?」 ちきさん「じゃ、トパーズ出すよ」 うーむ。。 じゃ、こっちはトパーズとサファイアで どの宝石もトップ取れそうにないから、ルビー出してもいいっちゃいいんだけど。。 結局第2ラウンドは、妙に気の合う3人を尻目にちきさんの独走態勢。 なんとか挽回したい3人 ルビー2つのマスに止まった、トパーズとルビーはトップ取れる可能性があるので なんとか頑張って取りたい。 出すのはもちろん「宝石」 俺「これであきらめてくださいよ~」 エメラルドは、ちきさん サファイアは、もぎさんのトップがほぼ確定してるので 手持ちのサファイアとエメラルドをふんだんに差し出して ルビーの獲得を目指す。 しかし、交渉は難航。 ■結果 もぎさん「いやもう2ラウンド目以降は、ちきさんだけを狙ってたんですけどねー」 ちきさん圧勝でした。 俺はドベ。俺が持ち込んだのに・・・(T_T
評価・・・
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なかなか軽めのバッティング・交渉ゲーで面白いんじゃない? 聞いた話だけれど、これのリメイクの宝石商よりも軽く楽しめるらしい。 手番は交渉を除いて、ほぼ同時進行なのであまり待ち時間は無く テンポよく楽しめる。 交渉と言ってもそんなに難しいもんではなく、要は提示された宝石で アクションを譲るかどうするかを考えるだけなので分かりづらくは無いと思う。 一応プレイ人数は3人~となっているが、実質的には 必ずバッティングが発生する4人プレイがベストであろうと思う。 思うんだけど、3人プレイでもバッティングが発生しないというのは けっこう稀なんじゃないかな?未プレイだけど。 なので4人がベストだと思うのだが、じゃあ3人がダメかというと そんなことも無いような気がする。 システム的に最も気になったのは、1度独走を許してしまうと逆転が かなり難しそうなこと。 ちょっと離されてしまうと、打てる有効な手立てがほとんどない。 これが2人用ゲームなら投了というのもアリだと思うけど 多人数ゲーだからねー、もう自分は勝ち目が無いからと言って 敗北宣言するわけにもいかない。 でも、その点を除けばシンプルにまとまったテンポのいいゲームだ。 一応サイコロ運もあるし、アブストラクトほどのシビアさは無い。 あと、ウチで買ったのはリメイクされた新版なんだけど コンポーネントに若干難アリ。 宝石コマがガラス製で質感は良いんだけど、色は上から簡単に 塗装されているだけなのか、ポロポロと屑が落ちる。 ガラスに色材を練りこんで作ってほしかったなぁ。 まあ、ポロポロ剥がれ落ちなければ作り方は何でもいいんだけど。。 カードとボードもビニールコーティングされたような触感で 耐久性は良さそうなんだけど、なんか味のある雰囲気に欠ける気がして 正直、あんまり好みではないなぁ。JohnnyBet ツイート