No.333
十二星座ゲーム
Sternenhimmel
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プレイ人数:3 - 5人
プレイ時間:約45分
プレイ時間:約45分
ルール難易度 普通、特に難しい点は無い
日本語化 不要
こんなボードを使います。見ての通り星座が描かれているのだが本物とはちょっと違う。この星座では、1位になると8点 2位だと6点もらえます この星座ボードに 各自、色を1つ選んでこういう星コマを1セット持ちます
大体想像がつくかと思うのだが、要するにこういう話 順番に星コマを星座に置いていって、影響力で順位を決めます
基本的には、その星座に置かれた自分の星コマの数字の合計が多い順に順位が決まるのだが ブラックホールに隣接して置かれた星コマは、吸い込まれてしまう(星コマは各プレイヤーの手元に戻される)
ブラックホール同士が隣接していた場合は、打ち消しあってブラックホールが消滅します。 ちなみにブラックホールとは逆に、2倍の星コマは隣接して置かれた星コマの影響力を2倍にします。
もし2つの2倍コマに隣接していれば4倍! というわけで、こうなってしまう
1位が白プレイヤーの17で、10点もらえます 2位は青プレイヤーの10で、8点 (ブラックホールは0点) 3位以下も得点がもらえます もらえる得点は、置いた星の個数 この場合、オレンジは2個置いてるので2点もらえます。 ただし、銀行からじゃなくて1位のプレイヤーからもらいます。 なので白プレイヤーは2点、オレンジプレイヤーに払わなければなりません。 ※このシステムによって、2位が一番トクをすることも多い
■ちょっと余談 - その他の得点ルール ・ブラックホールや2倍コマは、それ自身は影響力0だが コマを置いていないプレイヤーよりは順位が上になる。 なので、ブラックホールしか置いてないけど2位とかがありうる ・影響力が同じ場合は、置いている星コマの数が多い方の勝ち ・置いているコマ数も同じ場合は、それらのプレイヤー全員 置いてている星コマの数と同じ得点を銀行からもらう ⇒たとえば、1位が1人で3人が2位タイだったとすると 1位のプレイヤーは通常通り得点をもらい、2位のプレイヤーは 全員置いているコマ数に応じた得点を銀行からもらいます こうなると、1位が断然美味しいケース ・1つの星座に1人のプレイヤーのコマしか置かれていない場合は そのプレイヤーが1位と2位の得点を独占する手番では、手元から星コマを1つずつ星座に置いていくのだが大きく光っている星(一等星?)に置くときは伏せて置きます。 小さい星に置くときは、オープンにして置きます
小さい星座だとこんな感じになる プレイ人数と同じ枚数の星座ボードをテーブルに並べます
5人プレイならこんな感じ 星座ボードが星コマで全部埋まったら、先ほどのルールに従って決算します。 決算が終わったら、獲得した得点チップとともに置いた星コマも手元に戻ってきます。 で、新しい星座ボードをめくる。という感じ。 ストックも含めて全ての星座ボードで決算したらゲーム終了。 もちろん最も得点を稼いだプレイヤーの勝ち
Schoeps, Tom |
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プレイ記
3人プレイ![]()
とりあえず、様子見で1を置いてみる。
ブラックホールはちょっと温存しておきたいのと、たとえ1であってもその事実を知ってることをアドバンテージに出来ればいいかなと
まあ、考えることはみんな大体同じですけどね。。
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ここでブラックホール出動!
1は消しちゃってもいいや
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後から端っこに置いてきたのはブラックホールとは考えづらい
こちらは、俺が6を置いた瞬間、瞬殺でその他の場所も埋められてしまう
当たり前だな・・ でも・・あれ?トップタイだ
イズナさん「うわ、美味しくねぇなーー」 イズナさん&KDさん:2点 たっくん:1点 これちょっと間違いで、この場合ブラックホール自身は残るので、これも1個1点になってホントは私は2点ですね・・ けがわさんありがとうございました
命拾いしたところで すかさずブラックホール
理由は、さっきとは違う作戦、、というのを印象づけたいので
100%安全な位置に10を置きましょうかね
もうアレは99%ブラックホールだなw
俺のブラックホールも身動きが取れなくなってしまったが。。
いけ!
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ぎゃふんと言わされました・・ あ、でも俺がトップかw
あそこはもうどうでもいい
まったく決算が起きない星座
イズナさん「ここ、KDさんが置かないとたぶんずっとこのままですよ^^;」 さて、こっちは敢えて最初に一等星に置かないというのをやってみる
隣接する星が3つあって後からでも融通が利きやすそうなのと、その3つの星も一等星じゃないのでブラックホールとか置きづらいはず あっちは、うーん、、読めん。。
ブラックホールはまだまだ温存
イズナさんが10とか置いてきた
そしたらもうブラックホールでしょ
でも、置いてる数字の星が1なので2倍しても2 3には勝てないなーと思ってたら
割と棚ぼた的に2位ゲット KDさんが7を置いてきたのをみて、あれはブラックホールじゃないだろうということで隣に10を置く
2倍だと嬉しいんだけどなー イズナさんも10で来たか
やっほー!2倍だった
こちらは、まあノーコメント^^;
鎮座させるはブラックホール
イズナさんのあの黄色が仮にブラックホールだったとしても打ち消し合うので俺の10は生き残ることができる
まあ。。うん、そうだよね。
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デカい星座が揃う
うわ、あの2倍、、やられたかなこれは
開けてみたら・・
たっくん「ブラックホール、相殺ですね」 イズナさん「あ、そうなるのか・・」 22対24で1位ゲット そろそろ終盤戦
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みごとに2倍に騙された
残り3枚
これでどうだ!独占だ!
しかし、ブラックホールが相殺されて
くそう 結局勝利したのは55点獲得したイズナさん
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評価・・・

※評価の基準についてはこちら
古き良きドイツゲームのお手本みたいなゲーム。 非常に面白い上に、テーマとシステムもまた見事なほど良くマッチしている。 壮大な星空の世界を満喫するに十分すぎるほど。 星コマがまた良く出来てて可愛いんだよな。 そういうところも魅力的。 ゲームシステムを見ても、とても洗練されててシンプル。 とても分かりやすい上に遊びやすい。 紹介記事とプレイ記を見てもらえれば、もうこれ以上何も言うことは無いな。 初心者にも安心してオススメできると思う。 ちょっとだけ、得点計算のパターンが多いのが気になるけど・・ま、許容範囲かな。 2位が一番得することもあるとか、面白い要素にもなってるし。 1995年と言えばカタンの開拓者たちの年だけど もうちょっと前か後か、発売されたタイミング次第だとは思うけど もしゲーム大賞に選ばれてたとしても全然不思議じゃないなと思った。 でも絶版かー・・・ 2012/12/18 ■追記 今回は3人プレイだったのだけれど、5人より面白い感じだった。 4人だとどうなんだろ?でもプレイ人数は若干少なめの方が良さそうかな。 まあ、なんにしてもとても良いゲームですね。 2014/03/19JohnnyBet ツイート