たっくんのボードゲーム日記

No.402
ポテトマン
Potato Man
プレイ人数:2 - 5
プレイ時間:約20

ルール難易度 普通、特に難しい点は無い
日本語化 不要

フォローしてはいけないトリックテイク形式のカードゲームです。


とりあえず、最初にスート(カードの色)ごとの得点カードをテーブルの真ん中に置きます。

描かれている袋の数が得点


黄色は4点だが

青は2点、赤は1点


そして、ちょっと特別な金の袋(5点)のカードがあります。

トリックテイクなので、もちろん得点カード以外にもカードがあります。


スート(色)は4種類で

黄色:1〜13
緑 :3〜14
青 :4〜16
赤 :5〜18


という構成になっています。

黄色は数字が小さめ、赤は大きめという感じですね。

スタートプレイヤーから順番にカードを1枚ずつ出していって、より大きい数字を出したプレイヤーがそのラウンド(トリック)に勝ちます。
カードの色は関係ありません。
※同じ数字の場合は後からプレイした方の勝ちになります

つまり、大きい数字のカードが多い赤のカードは勝ち易くなります。

それで、勝ったプレイヤーが得点カードを1枚もらえるのですが・・
出したカードの色に対応した得点カードをもらいます


つまり、勝ち易い赤のカードで勝っても1点だけです


逆に、小さいカードが多い黄色のカードで勝つと4点



でもそれだけだと、単に大きい数字のカードが配られたプレイヤーが勝つんじゃない?
となってしまいますが


このゲームはフォローしてはいけないトリックテイクです。

どういうことかというと、そのラウンド中で出された色のカードは出すことができません。
つまり4人プレイなら、1回のラウンドで出されるカードは常に4色になります。


5人プレイの場合は、1色だけ2枚まで出すことが許されます。


5人プレイで、最初の3人が上記のようにプレイしたなら、残りの2人は赤および青しか出せません。


そしてもう1つ、ポテトマン(黄色の1〜3)というちょっとした特殊能力を持つカードがあります。


ポテトマンは1〜3なので数字勝負となると最弱です。
逆に赤の16〜18は最強カードですが・・

両者が同じトリックでプレイされた場合は、ポテトマンが必ず勝ちます


赤の大きい数字はもちろん強いんだけれど、黄色のカードがプレイされていない状況で出すと
ポテトマンにやられてしまうかもしれません・・

ポテトマンで勝った場合は、もちろん黄色の得点カード(4点)がもらえます。



得点カードが売り切れたあとに、その色のカードでトリックに勝った場合は5点カードがもらえます。



この場合なら、青のカードで勝つと5点です。




そして、、カードをプレイ出来ない(まだプレイされていない色のカードが手札に無い)プレイヤーが出た場合は
直ちにゲーム終了となります


合計点が最も多いプレイヤーの勝ち





Burkhardt, Günter
Lehmann, Wolfgang A.

評価・・・

※評価の基準についてはこちら
悪くは無いんだけど、なんかちょっと雑な感じがする。

赤とか青の数字が小さいカードとか、どうやって有効活用すればいいのかあまり良く分からなかったし。
単なる仕事用?としか思えなかったんだけど
不利なスートで勝つとリターンも大きいというのは分かるんだけど、、、小さい数字で勝つことを計算できるのはポテトマンくらいかなぁと。

赤の5とか青の4とかホント要らない・・・逆に黄色の大きい数字とかポテトマンは貴重
カード1枚の価値がけっこう固定的で、しかもその価値の差がかなり大きく無い?
まずその点がかなり気になった。

そうなると最初に配られたカード運によるところがかなり大きくて、戦略でカバーできる部分が少ないような。
ポテトマンカードのルールというのも、ジャンケンの亜種という感じで取り立てて面白いシステムというわけでも無いように思った。

あと、ノットフォローってどうやって面白さを演出したらいいんだろね?
マストフォローなんかの場合だと、リードプレイヤーが出す色を強く縛ることでいろいろコントロールが効いて
それがそのまま戦略につながっていると思うんだけれど、ノットフォローってカードが出されるごとに
だんだん縛りがキツくなっていくので、どの局面においても、ある1人のプレイヤーの戦略が有効に働きづらいような気がしたんだけれども。

これ、好みの問題かも知れないけどちょっと作戦みたいなものを立てづらくて、うーん・・と思ってしまった。

とりあえず初回プレイの感想としてはそんなところかな。

2014/04/22


JohnnyBet



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