No.119
ブクブク
Land Unter
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プレイ人数:3 - 5人
プレイ時間:約30分
プレイ時間:約30分
ルール難易度 普通、特に難しい点は無い
日本語化 不要
カードゲームである、使うカードは3種類。まず浮き輪。 これがライフポイント。 ゲーム中なるべくこのカードは失わないようにしなければならない。 次に、灯台カード。数字が大きいほど灯台が水に沈んでいく・・・ ブクブクブクブク・・・ 一番沈んでる(数字の大きい)灯台カードを取らされた人は さっきのライフポイントである浮き輪を1つずつ失っていく。 最後に天候カード。これが最初に12枚、手札として配られる。 いろんな数字が書いてある。。 天候カードには、数字とは別に、浮き輪の絵が書いてあるカードがあって、、 12枚の手札に書いてある浮き輪の数だけ、浮き輪カードをもらいます。 半分の浮き輪は2枚で浮き輪1つ。端数は切り捨て。 4.5なら浮き輪4つ。 最終的に手元に残った浮き輪の数がそのまま得点になる。 ん?そうすると、人によって浮き輪の数が違うのは不公平じゃないの? と思ってしまうのだが、大丈夫。浮き輪が書かれているカードは 基本的に「厳しい」カードなのである。そのへんはきちんとバランスが取られている。 さて、もらった浮き輪は自分の前に並べておく。 失ったらカードをひっくり返していく。 灯台カードは、デッキにしてテーブルの真ん中に置く。 んで、2枚をオープンにする。 これで準備完了。 手番では、手札から1枚選んで伏せて出す。 全員が出したら、一斉にオープン! 一番大きい数字の天候カードを出したプレイヤーは 灯台カードを場から1枚引き取らなければならない。 そして、2番目に大きいカードを出したプレイヤーは 残ったもう1枚の灯台カードを引き取らなければならない。 つまり、この写真の場合だと、出した天候カードは それぞれ46、25、1なので 46を出したプレイヤーが、2の灯台カード 25を出したプレイヤーが、8の灯台カードを引き取る。 つまり2番目に大きいカードを出したプレイヤーが 大きな数字の灯台カードを引き取ることになる。 で、そのとき最も大きな数字の灯台カードを場に開いているプレイヤーは 浮き輪を1つ失います。 引き取った灯台カードは次のラウンドにも持ち越されるので 数字の大きい灯台カードを開いていると、どんどん浮き輪を失ってしまう。 なので灯台カードを既に持っているところに また灯台カードを引き取らされたら、それは重ねていって 前に持っていた灯台カードは無効になるというルールがある。 つまり、数字の大きな灯台カードを引き取らされているときは 数字の小さい灯台カードを取りにいきたい場合もあるということなのである。 これを12回(手札の枚数分)繰り返して終了。 残った浮き輪の数だけ得点をもらいます。 そしたら、自分の出した天候カード12枚をそのまま隣の人に渡して同様にゲームを続けます。 これをプレイヤー人数と同じだけやって、最終的に得点の一番多い人の勝ち。 すべての手札で1回ずつプレイすることになるので、ほとんどカード運は出ないようになっている。
Dorra, Stefan |
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プレイ記
エースくん、相棒と3人プレイ エースくんは相棒が家庭教師で教えている生徒です。 さて、最初の俺の手札。 浮き輪は、、3.5 なので浮き輪3個。 3個かー、キツイなぁ・・ 相棒は浮き輪6個、エースくんは4個 灯台は、、7と9か。微妙なとこだなぁ・・ 4にしとくか、4なら取らなくて済むだろ。 ここで1を使うのはまだもったいない。 結果、エース君:15、相棒:14、俺:4 相棒「あ~・・・」 ブクブクブク・・ 次は、、3と9か 3なら取ってもいいだろ 48を選択。 失敗、9が来ちったよ・・・ブクブクブク 浮き輪を1つ失う。。 3つしかねーのにーー!! 次、1と5!これは取りに行かねば 最大の56で勝負にいく しかし、上手がいた。相棒が60を出してきて1をゲット(T_T 俺は5の灯台を引き取る。 ん??沈むの俺??? やべえ、もう2つも失った。 あと9回戦も残ってるのに早くもリーチ 5と11か、、 要は、2番にならなければ浮き輪を失わずに済むんだから、、 ガンガン取りにいく作戦でいく 裏目・・ 海の藻屑と消えました(T_T 3人なので手札を回して3ラウンド 結果
*** | 1R | 2R | 3R | 合計 |
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エースくん | 0 | 2 | 2 | 4 |
相棒 | 3 | 0 | 3 | 6 |
たっくん(俺) | 0 | 2 | 0 | 2 |
評価・・・
※評価の基準についてはこちら
なかなか面白い! 処理に困る中途半端な数の天候カードが多いと 浮き輪もたくさんもらえるのは良く出来てる。 しかし、浮き輪が少なくてももちろん苦しいし どっちにしても苦しい。 洗面器に顔を突っ込んで、一番最初に顔をあげた人が負けみたいな。 そんな息苦しさがあって、それがまた悩ましく楽しい。 ラウンドが進むに従って、手札が巡回していくので 相手の手札構成がだんだん分かるようになって それに従って心理戦の色合いが強くなっていく。 このガマン比べのような読み合いは、まさにブクブクという名前にぴったりだ。 ハゲタカの餌食にちょっと似てるところがあるかな。 ただハゲタカほど単純ではないし、あちらは得点を積み重ねていくのに対して本作は減点式。 だれがババを引くか?みたいなところがある。 ハゲタカの次に出すゲームとしていいかもしれない。 初めてでもかなりインストがスムーズにいく気がする。 雰囲気やカードの絵柄、タイトル名、プレイ感がどれも非常にマッチしていて 思わず「ブクブクブク」と言ってしまう。 この邦題ってけっこう名訳なんじゃないかな? 飽きずに楽しめそうな良作だと思う。JohnnyBet ツイート