No.39
ガイスター
Geister
|
|
プレイ人数:2人
プレイ時間:約15分
プレイ時間:約15分
ルール難易度 簡単!
日本語化 不要
チェスや将棋とよく似ている。 しかしルールはとってもシンプル! これが、使うコマ。オバケ、まさにガイスター。 オバケには2種類いて、背中に赤と青の印が付いている。 青:良いオバケ 赤:悪いオバケ これがゲーム全景。6×6のマスが描かれているボードの上にこんな感じでオバケを並べる。 お互い4個ずつ良いオバケと悪いオバケを持つ。 8個のオバケの位置は、写真の位置で固定だが その中で、良いオバケと悪いオバケの配置は自由に決めていい。 赤と青の印は背中に付いているので、当然対戦相手には分からないようになっている。 手番では、オバケを1つ縦横に1マス動かすことができる。 ※ナナメはダメ 将棋と同じように、自分のオバケが居るマスには移動できない。 で、相手のオバケが居るマスに移動させたらそのオバケを取れる。 勝利条件は3つあるのだが、まず2つ ①相手の良いオバケを全て取る ②自分の悪いオバケを全て相手に取らせる このどちらかで勝ち あのオバケは良いオバケか悪いオバケか・・・ 対戦相手の性格や心理を読みながら、良いオバケを狙って取るようにしたい。 逆に、自分の悪いオバケを相手に取らせるように、単独行動させてみたり。 いや、その裏をかいて・・・考えるほどドツボにはまる。 さてもう1つ、3番目の勝利条件 ③自分の良いオバケを1つ、相手側(奥)のカドのマスから外に脱出させる ボードのカドには、こんな感じで脱出経路が描かれている。 自分の良いオバケをここまで進めて外に脱出させることができれば勝ち。 ただし、相手側に乗り込んでいかなければならないので、当然そのオバケは狙われやすくなる。 だから最初は敢えて悪いオバケを突っ込ませてみたり、 その裏をかいて悪いオバケと思わせておいていきなり良いオバケを送り込んでみたり。 その辺はもう壮絶な心理戦。
Randolph, Alex |
---|
プレイ記
相棒と対戦 1駒、単騎で突っ込ませて赤オバケのふりをしつつ実は青。 相棒も警戒してるようで、取りに来ない。 よーし、ここまでの作戦はOK^^ 左側のオバケも前に出すんだけど、こっちはカモフラージュ。 狙いは、俺から見て右上からの青オバケ脱出。 相棒のオバケが脱出口手前まで進んで来た。 たぶん8割方、赤オバケだと思うけど。 でも万が一青だったらほっといたら負けなので一応取る。 結果は、、、やっぱり赤^^; 俺「これ、取らなかったらどうするつもりだったの?」 相棒「そしたら隣のオバケ取るかなー」 ふーん・・ よし、これでもし赤オバケを取りに来たら 青オバケで取り返して出口まで突っ走ればいい。 結局、俺の赤オバケは取られず。 まぁそれなら、出口付近のオバケを取りまくって 青オバケを安全に通す通路を作ればいい。 その結果、相棒の赤オバケを3つ取ってしまい、リーチだが・・ 相棒のオバケも再び出口付近に来る。 しかし、青オバケと確信できたら取ることができる。 赤3つ取らされててリーチなので、できればそういうリスクは冒したくないけど。 相棒のオバケを取らなくても、1手差で俺の青オバケが脱出に成功! 勝ち^^ この後4回くらいやったけど全勝!^^ 心理戦、俺強いのかな?(笑
評価・・・
※評価の基準についてはこちら
なかなか面白い。割と単純な読み合いが楽しめる。 ルールは本当に簡単なので、初めてでもちょっと説明すればすぐ遊べる。 悪いオバケを突っ込ませてみたり、悪いオバケと見せかけて良いオバケを まんまと脱出させてみたり、思惑がハマったときは「やった!」って感じだ。 最初の初期配置も、今度はこうしてみようとか軽いながらも考えるのは楽しい^^ 軽いゲームらしく、しっかりプレイ時間も短いし そのあたりのメリハリも良く、テンポが良い。 セットアップもめんどくさくないし、なんというか纏まりがいい。 コンポーネントからプレイ内容まで、なにもかもが単純でコンパクトに納まっている。 箱のサイズだけは割に若干大きめだが・・・でもまぁこんなもんだろう。 ハゲタカの餌食と同様、普段ゲームをしない人でも楽しめると思う。 それくらいルールは簡単。 ほぼ完全な心理戦で、このゲームの面白さはその1点なので それが合うかどうかかな~。とりあえず俺は、なかなかだと思った。JohnnyBet ツイート