No.401
5本のきゅうり
Fünf Gurken
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プレイ人数:2 - 6人
プレイ時間:約30分
プレイ時間:約30分
ルール難易度 普通、特に難しい点は無い
日本語化 不要
カードゲームです。カードには1から15までの数字と、きゅうりが1から5本ずつ描かれています。![]()
1だけは、きゅうりの代わりに×2と赤字で書かれています。
そして、きゅうりコマ
これを、6個取ってしまったプレイヤーの負けです。 手札は7枚ずつ配ります。
基本的にはトリックテイクで、手番では手札から1枚カードをプレイします。
で、一番数字の大きいカードを出したプレイヤーが次のラウンドのスタートプレイヤー(リード)になります。 手札は7枚ずつなので、7ラウンドやるわけですが・・ 6ラウンド目までに取ったカードは、得点(マイナス点)には一切関係ありません カードの出し方にちょっとルールがあって、基本的には前のプレイヤーが出したカードと同じかそれよりも大きい数字のカードを出さなければなりません
出せない・出したく無い場合は、手札の中で一番小さい数字のカードを出さなければなりません そして7ラウンド目は、最も大きい数字のカードを出してしまったプレイヤーが、自分のプレイしたカードに描かれている本数と同じきゅうりコマを受け取ります。
つまり、7ラウンド目だけはトリックを取らないようにしなければなりません。 なので、上記の場合は8を出したプレイヤー(数字が同じ場合は後から出したプレイヤー)が出したカードに描かれているきゅうり(この場合は2本)と同じ数だけのきゅうりコマを受け取ります。 7ラウンド目でプレイされたカードの中に1のカード(赤字で×2と書かれているカード)が含まれていた場合は 取らなければならないきゅうりが2倍になってしまいます。。 なので、最終ラウンドのためになるべく小さい数字を残しておきたいのですが・・
直前の手番のプレイヤーが出したカードの数字以上のカードを出せなければ(出したく無ければ) 一番小さい数字のカードを吐き出さなければなりません。。 何ラウンドかやって、トータルで6本目のきゅうりを取ってしまったプレイヤーは負けでゲームから抜けていきます。
最後まで残ったプレイヤーの勝利です。
Friese, Friedemann |
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けっこう面白いシステムですね、というかこれ伝統ゲームをちょっとアレンジして作られた作品だというのを後から知りました。 すべては最終ラウンドのためにある。とにかく最後だけが大事。6ラウンド目までは、そのための布石に過ぎない。 1.前フリ1 2.前フリ2 3.前フリ3 4.前フリ4 5.前フリ5 6.前フリ6 7.オチ みたいな感じ でもこれがけっこう奥深い考えどころがあって、きちんとジレンマが効いてるんですよ。面白いです。 他のプレイヤーが手札から一番小さいカードを出してきたとき、何を出したのかちゃんと覚えておくことが大事で 少なくとも、そのカードよりも小さい数字のカードを残しておければ、きゅうりを取らされることは無いんですよね。 というのがあるので、一番小さい数字のカードを出すときにウソついてもあとでちゃんとバレます(笑 まあそのへんはマストフォローのトリックテイクと大体同じような感覚かな。 自分がスタートプレイヤーのとき、敢えて大きめの数字のカードを出すことで 他のプレイヤーの小さい数字カードを狩ることができたりするのは面白い。 でもそればっかりやってると、大きい数字カードが尽きたときに今度は自分の小さい数字カードがどんどん流出することになる。 他のプレイヤーの手札状況を推測しながら、そういうさじ加減を考えるゲームかなと思う。 面白いんだけど、負け抜けシステムという点と、いかに残しにくいとはいえ1のカードのきゅうり2倍というのは ちょっとバランスが悪いかもしれないな。。 ジレンマとか面白味はそのままにして、もっとも多くのきゅうりコマを獲得したプレイヤーが勝ち、というのだったら良かったような気がするんだけどなー・・ 2014/04/04 ■追記 最近これを繰り返し遊んでますが、基本的な部分は非常に面白いですね。 これはやっぱり評価をちょっと変更しておきます。 今日はルールを少し弄って遊んでみましたが、けっこう良い感じでした。 変更点は ・負け抜けではなく、あらかじめ決めたラウンド数をやってトータルのマイナス点が少ないプレイヤーの勝ち ・7ラウンド目にプレイされたカードに描かれている、きゅうりの合計本数がマイナス点 けっこうでかいマイナス点を喰らうことになるので盛り上がりました。 ちなみに、マイナス点のカウントはポーカーチップを使ってました。 個人的には、この方がいいかな。 2014/06/18JohnnyBet ツイート