No.17
エルグランデ
El Grande
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プレイ人数:2 - 5人
プレイ時間:約90分
プレイ時間:約90分
ルール難易度 若干複雑で、少々慣れが必要
日本語化 アクションカードの日本語化は必須
スペインが舞台の陣取りゲームです。
スペイン全土が9つのエリアに分けられています。
各エリアには、サイコロの目のようなマークが2~3個ずつ描かれています。
これが、そのエリアから得られる得点を表していて
エリアに派遣した騎士の数で順位をつけて、その順位に応じた点数がもらえます
なのでこの場合、赤が1位で7点、黄が2位で4点、緑が3位で2点という具合。
他のエリアについても同様に得点をつけていきます。
※ただし、プレイ人数によって得点をもらえる順位に制限があります
2人プレイの場合 | : | 1位のプレイヤーだけ |
3人プレイの場合 | : | 1位と2位のプレイヤーだけ |
Kramer, Wolfgang |
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Urlich, Richard |
プレイ記
いつも通り、相棒と2人プレイにて 相棒(赤)、すべての領土で得点計算するアクションカードを選択して騎士を配置してきた。 俺も同じこと考えてたのに、いきなりやられた感が漂う・・ ちなみに、俺は青。 2010/06/27 追記 ※ちょっとこの写真はルール間違い。大公のところには最初から2つ騎士を置く。 ちきさん ご指摘ありがとうございましたm(_ _)m 5、7、6点の領土なので合計18点、やばいなぁ 俺もとりあえず騎士を置いてみる。 得点の高い、オレンジのとこと、右上のまだ空き地のところ。 キング(こけし)のいるところの周りにしか置けないのでとりあえずこんなところかな。 アクションカードは、これを選んでみた。 お互い、領土を1つずつ選んで得点をつけるアクションカードだ。 よく考えるとあまりうまい手ではなかったのだが、まあしょうがない。 俺は自分の青2つがいるオレンジのところ、相棒はその上の領土を指定。。 俺のがちょっと点数高い、一応ね。 次のラウンド、9のパワーカードにしてみる。手元に来る騎士は2個だけ。 一番強いのが13だから、割と強めのカードだ。 これならたぶん、俺のが先に動ける。 で、選んだアクションカードがこれ ストックから2個持って来られる。 さっきのパワーカードで2個手元に来てるので合計4つになる。 で、その4つをボードに配置することができる。 手元に来た俺の騎士4人。 タワーとかにちょこちょこ入れてみる。 最初の得点計算ラウンド。 真ん中のオレンジのところが点数高いので取りたいところなのだが、、 また相棒も同じこと考えているような気がするので タワーの騎士は、自分の大公がいるところにする。 ここは取っておきたい。 が、あれ?タワー負けてる・・・ しかもタワーの騎士、俺と同じところ指定してるよ これ、かなり痛い。大公のところで勝てず、 騎士が置かれてる領土5つのうち3つ取られた。 この時点ですでに大差、かなり負け戦くさい。 気を取り直して、キングを移動することにする。 騎士も5つ配置できるのでなんとか形勢逆転したいところ。 真ん中の例のオレンジの領土で4対3にして優勢な状態にしてキングをここに移動。 左下の領土は、初期状態では得点が低いのだが 得点ボードを入れ替えて高得点にしてみる。 これで勝てれば大分、差を詰められるかな。 残った俺のパワーカードたち。 と思ったら、1対2にされた上でキングを移動させられてしまう。 またしても失敗か? さあ、得点計算ラウンド。前回と同じく、自分の大公のいるところにする。 今度こそ、勝つぞ。 あれ??またタワーで負けてる・・・・・・・ 相棒は、タワーからまたしても、例の真ん中のオレンジ領土へ大量に移動。 1、2、3、・・・8個も置かれたよ。。。 とりあえず、自分の大公のところは勝てたようだが。 第8ラウンド。得点、周回遅れにされそうな気配だ。 最終形。最後の得点計算で、相棒は大公+キングで領土1つで9点もゲット。 このボードだけ見てるとけっこう良い勝負してるように見えるんだけどなぁ。 結局70ポイント以上の大差で負けました。
評価・・・
※評価の基準についてはこちら
まず、このゲームは2~5人どの人数でもあまり面白さに差が出ないところが良いところだと思う。 さすがにまったく同じプレイ感では無いのだが、2人プレイなら2人プレイなりの面白さがあって 非常に面白い。 一見すると少々複雑なルールで、アクションカードには文章がたくさん書いてあったりして とっつきにくそうな印象を受けるのだが、アクションカードの実行順を パワーカードによる競りで決めているシステムだと認識できれば 実はそれほど難しいことをやっているわけでない。 基本的なシステムは意外なほどにシンプルに出来ている。 ただ、アクションカードの内容は丹念に読む必要があるので各ラウンドの最初に みんなでカードを覗き込むことになるのが、ちょっとアレな感じはするのだがw それと、運要素はあまり無いため実力差が出やすいゲームという側面もある。 重量級のゲームに分類されると思うのだが、決して重過ぎることは無く けど満足感はたっぷりあって素晴らしい。 まあ決して簡単ではないのだが、カタンが楽しめるなら、問題なくプレイできると思う。 アクションカードとパワーカードによる緻密な戦略性と タワーの騎士のちょっとした記憶力、そして秘密ディスクによる盛り上がりもあって 実にいろいろな要素を楽しむことができる傑作。 ちょっとボードゲームに慣れてきたら、是非プレイしてみて欲しい。JohnnyBet ツイート